文献
J-GLOBAL ID:202102259812019712   整理番号:21A0379431

収穫後イチゴ果実における灰色かび病を引き起こすBotrytis cinereaに対するBacillus halotoleransの生物防除能力と作用機序【JST・京大機械翻訳】

Biocontrol ability and action mechanism of Bacillus halotolerans against Botrytis cinerea causing grey mould in postharvest strawberry fruit
著者 (7件):
資料名:
巻: 174  ページ: Null  発行年: 2021年 
JST資料番号: W1912A  ISSN: 0925-5214  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Bacillus種は,ポストハーベスト病の生物的防除のための有望な薬剤である。本研究では,収穫後イチゴにおけるBotrytis cinereaに起因する灰色かびに対するBacillus halotolerans KLBC XJ-5の生物防除効率を,その根底にある拮抗メカニズムと共に調査した。B.halotolerans KLBC XJ-5による処理は,in vitroでB.cinereaの分生子発芽と同様に菌糸成長を制御した。B.halotolerans KLBC XJ-5を接種したイチゴの灰色かびは,4日間のインキュベーション後の対照果実と比較して低かった。ゲノム配列決定とさらなるバイオインフォマティクス解析は,KLBC XJ-5株がキチン分解に関与する4つのグリコシドヒドロラーゼファミリー18遺伝子クラスターに加えて6つの抗菌生合成遺伝子クラスターを持つことを示唆した。さらに,溶解酵素キチナーゼ(CHI)を分泌した。B.halotolerans KLBC XJ-5処理イチゴは,有意な誘導酵素活性(ポリフェノールオキシダーゼ,フェニルアラニンアンモニアリアーゼ,β-1,3-グルカナーゼおよびキチナーゼ)および耐病性(総フェノール,フラボノイド)と関係した化合物を示した。対照果実と比較して,B.halotolerans KLBC XJ-5処理果実は,栄養品質(アスコルビン酸,滴定酸度および全可溶性固形分で測定)に差を示さなかった。したがって,B.halotolerans KLBC XJ-5は,収穫イチゴにおける適切な生物防除剤として潜在的に有用であると結論できる。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
果実とその加工品  ,  菌類による植物病害 

前のページに戻る