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J-GLOBAL ID:202102259920284696   整理番号:21A0542120

機械的換気を必要とする急性呼吸窮迫症候群を有するCOVID-19患者の血液動態特性 右心カテーテルを用いた侵襲性評価【JST・京大機械翻訳】

Haemodynamic characteristics of COVID-19 patients with acute respiratory distress syndrome requiring mechanical ventilation. An invasive assessment using right heart catheterization
著者 (18件):
資料名:
巻: 22  号: 12  ページ: 2228-2237  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2568A  ISSN: 1388-9842  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:コロナウイルス疾患2019(COVID-19)による間質性肺炎は,しばしば重度の呼吸不全により複雑である。肺コンプライアンスの低下と換気/潅流ミスマッチに加えて,鈍い低酸素肺血管収縮が仮定され,COVID-19心臓呼吸症候群の特異な病態生理の一部を説明可能である。しかし,COVID-19患者の侵襲性血行力学的特性化はこれまで報告されていない。方法と結果:21の機械的に換気されたCOVID-19患者は,右心カテーテルを受けた。それらのデータを,年齢,性別および肥満度指数にマッチした非機械的換気対対照被験者から得たそれらと比較し,系統的文献レビューから,「型急性呼吸 distress迫症候群(ARDS)を有する1937人の患者のプールしたデータと比較した。心臓指数は,対照よりCOVID-19患者で高かった[3.8(2.7-4.5)対2.4(2.1-2.8)L/min/m2,P<0.001]が,ARDS患者よりわずかに低かった(P=0.024)。肺内シャントと肺コンプライアンスは,COVID-19患者で逆相関し(r=-0.57,P=0.011),ARDS患者と異ならなかった。これにもかかわらず,COVID-19患者の肺血管抵抗は正常であり,対照被験者[1.6(1.1-2.5)対1.6(0.9-2.0)WU,P=0.343]と同程度であり,ARDS患者での報告より低かった(P<0.01)。肺高血圧症は,COVID-19患者の76%および対照被験者の19%(P<0.001)に存在し,それは常に毛細血管後であった。肺動脈楔圧は,ARDS患者よりCOVID-19で高く,肺コンプライアンスと逆相関した(r=-0.46,P=0.038)。結論:機械的換気を必要とするCOVID-19患者の血行動態プロファイルは,心肺変化の組み合わせによって特性化される。鈍い低酸素血管収縮と整合する低肺血管抵抗は,高い心拍出量及び毛細血管後肺高血圧と関連し,最終的に肺の剛性に寄与し,肺と心臓の間の悪循環を促進する。Copyright 2021 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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呼吸器の疾患 

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