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J-GLOBAL ID:202102259971083969   整理番号:21A1020009

インドネシアの食品に基づくフラボノイドデータベース

Flavonoid Database Based on Indonesian Foods
著者 (4件):
資料名:
巻: 66  号: Supplement  ページ: S251-S255(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U1313A  ISSN: 1881-7742  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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背景と目的 NCD(非感染性疾患)の罹患率は,インドネシアでは増加している。抗酸化物質は,NCDの予防及びリスクを低減する潜在的栄養素として知られている。フラボノイドは植物由来の食事においてもっとも豊富な抗酸化物質であり,インドネシアでは一般に消費されている。一方,さまざまなインドネシアの食品に基づくフラボノイドデータベースはなかった。本研究の目的はインドネシアの食品に基づいたフラボノイドデータベースを構築することであった。方法 選択した食品項目は,2014年インドネシア全国食事調査(SDT 2014)の食品項目を使用した。実験室ではフラボノイド含有量を測定せず,米国農務省データベース及び関連する参考資料を使用して含有量をまとめた。フラボノイド含有量を計算するための推定にはUSDAデータベース技術を使用した。各項目の総フラボノイド含有量は,6つのフラボノイドサブクラス(アントシアニジン,フラバン-3-オール,フラバノン,フラボン,フラボノール及びイソフラボン)にまとめた。総フラボノイド含有量は各食品項目の100g当たりのmg数で表した。結果 本データベースには13の食品群と1203の食品項目があった。フラボノイドを含有する654の食品項目があった。フラボノイド含有量のもっとも高い平均はマメ科植物であった(45.36mg/100g)。野菜とその製品はフラボノイドを含む食品がもっとも多い(120食品項目)食品群であった。結論 フラボノイドを含むインドネシアの食品には654の食品項目があった。フラボノイド含有量の最高平均はマメ科植物であった。本知見は,インドネシアの人々が食事性フラボノイド摂取量を増やすための貴重な情報を提供できるものである。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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食品の分析 
物質索引 (5件):
物質索引
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引用文献 (28件):
  • 1) World Health Organization. 2014. Global Status Report on Noncommunicable Disease 2014. WHO Press, Geneva.
  • 2) National Institute of Health Research and Development. 2013. Basic Health Research 2013 Health Ministry of Indonesia. Jakarta.
  • 3) World Health Organization. 2018. Noncommunicable Disease Country Profiles 2018. WHO Press, Geneva.
  • 4) Joshipura KJ, Hu FB, Manson JE, Stampfer MJ, Rimm EB, Speizer FE, Colditz G, Ascherio A, Rosner B, Spiegelman D, et al. 2001. The effect of fruit and vegetable intake on risk for coronary heart disease. Ann Intern Med 134: 1106-1114.
  • 5) National Institute of Health Research and Development. 2014. Book of Total Diet Study: Individual Food Consumption Survey 2014. Health Ministry of Indonesia.
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