抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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目的:NIRP3/caspase-1経路に基づき、タンジン抽出物によるメサンギウム増殖性糸球体腎炎(mesangialproliferativeglomerulonephritis、MsPGN)ラットに対する保護作用を検討する。【方法】MsPGNモデルを48匹のラットで確立し,ランダムに4群に分割した。(1)モデル群;薬物治療を受けなかった。(2)丹参抽出物群;毎日丹参抽出物(10mL/kg)を胃内投与した。(3)VX-765群;VX-765(NLRP3インフラマソーム阻害剤,50mg/kg)を腹腔内投与した。(4)丹参抽出物+VX-765群;毎日丹参抽出物(10mL/kg)を胃内投与し,VX-765(50mg/kg)を腹腔内投与した。12匹のラットを偽手術群として選択した。各群を28日間持続投与した。最終投与の24時間後,24時間尿を採取し,24時間尿蛋白質含有量を測定した。血清中のBUN,Scr,IL-1β,IL-18の血清レベルを,各群のラットにおいて検出した。腎組織の病理学的変化を観察し,糸球体メサンギウム細胞の増殖と尿細管-間質性病変の重症度に従って,病理的スコアを評価した。NLRP3とカスパーゼ-1のmRNAと蛋白質発現を,リアルタイム蛍光定量的PCRとウエスタンブロット法によって検出した。【結果】偽手術群と比較して,モデル群のラットは,糸球体の容積が大きくなり,内部細胞の数が増加し,メサンギウム細胞のびまん性増殖,細胞マトリックスの増加,腎間質の炎症細胞浸潤などの腎組織の病理的損傷症状,糸球体メサンギウム細胞の増殖程度スコア,尿細管-間質の病理スコア,および腎間質の病理的スコアを示した。24時間尿タンパク含有量、血清BUN、Scr、IL-14β、IL-18、腎臓組織NLRP3及びcaspase-1発現は顕著に上昇した(P<0.05)。モデル群と比較して,タンジン抽出物群,VX-765群,タンジン抽出物+VX-765群のラットは,上記の病理学的損傷症状が軽減し,糸球体メサンギウム細胞増殖スコア,尿細管-間質病理スコア,24時間尿蛋白質含有量,血清BUN,Scr,IL-13,およびIL-13の血清レベルも,減少した。IL-18,NLRP3およびカスパーゼ-1の発現は,有意に減少した(P<0.05)。タンジン抽出物群及びVX-765群と比較し、丹参抽出物+VX-765群の上述の病理損傷症状は更に軽減し、糸球体メサンギウム細胞増殖程度スコア、腎尿細管-間質病理スコア、24h尿蛋白含有量、血清BUN、Scr、IL-1βなどの症状はさらに軽減した。IL-18,NLRP3およびカスパーゼ-1の発現は,有意に減少した(P<0.05)。結論:丹参抽出物は、MsPGNラットの炎症反応及びメサンギウム増殖性病変を軽減でき、ラットの腎臓組織を保護し、ラットの腎機能を修復し、おそらくNLRP3/caspase-1経路をダウンレギュレートする。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
