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J-GLOBAL ID：202102260385657303   整理番号：21A0086349

農業・農村政策における差の差分析の適用-中山間地域等直接支払制度を事例として-

Applying a Difference-in-differences Method to Agricultural and Rural Policies: A Case Study of the Direct Payment System for Hilly and Mountainous Areas in Japan

著者 (1件)： 高山太輔 (福島大)
資料名： 農村計画学会誌  (Journal of Rural Planning)
巻： 39  号： 3  ページ： 290-293  発行年： 2020年12月30日 
JST資料番号： Y0829A  ISSN： 0912-9731  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・農業農村政策における政策効果のデータに基づく検証方法として,「差の差分析」の考え方と利用方法について考察。
・中山間地域等直接支払制度の政策適用による影響と,他の社会経済的要因の影響とを識別することを目的とした,差の差分析(DID)の応用例の紹介。
・集落協定締結集落の農家(処置群)と未締結集落の農家(対照群)に分け,他の条件が同じと見なせる場合,耕作放棄地面積の変化の差を政策の効果とする分析法の解説。
・実際に適用し,平行トレンドの検証,回帰分析等をおこなって結果の頑健性を確認した研究事例の紹介。

シソーラス用語： *農業政策 ,  計量経済学 ,  *中山間地域 ,  因子 ,  集落 ,  評価 ,  用地 ,  協定 ,  回帰分析 ,  *耕作放棄地 ,  *直接支払 ,  農業集落
準シソーラス用語： 差の差分析 ,  事例紹介 ,  社会経済的因子 ,  *政策評価 ,  農業農村整備 ,  農村集落

分類 (2件)： 農業経済,農業経営  (FB01020L) ,  統計学  (AB08000H)

引用文献 (11件)：

• 1) Takayama, T., Hashizume, N., and Nakatani, T. (2020): Impact of Direct Payments on Agricultural Land Use in Less-Favoured Areas: Evidence from Japan, European Review of Agricultural Economics, 47(1), 157-177.
• 2) 橋詰登(2016):農村地域政策の体系化と政策課題-中山間地域等直接支払制度に焦点をあてて-.農業経済研究,88(1),83-98.
• 3) Takayama, T., Nakatani, T., Senda, T., and Fujie, T. (2020): Less-Favored-Area Payments, Farmland Abandonment, and Farm Size: Evidence from Hilly and Mountainous Areas in Japan, mimeo.
• 4) 仙田徹志・吉田嘉雄・齊藤昭(2016):農林業センサスを基軸とした農林統計の高度利用.エストレーラ,265,3-19.
• 5) 仙田徹志・西村教子・吉田嘉雄(2017):農林業センサスの高度利用-世帯パネルから世帯員パネルへ.農業と経済,83(5),71-80.

タイトルに関連する用語 (7件)： 農業 ,  農村 ,  政策 ,  分析 ,  中山間地域 ,  直接支払 ,  制度