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J-GLOBAL ID:202102260927052886   整理番号:21A3314532

ヌクレオシドまたはヌクレオシド薬物のテラヘルツスペクトルと弱い分子間相互作用【JST・京大機械翻訳】

Terahertz spectra and weak intermolecular interactions of nucleosides or nucleoside drugs
著者 (7件):
資料名:
巻: 265  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: E0128B  ISSN: 1386-1425  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,固相における4つのDNAヌクレオシド(アデノシン,チミジン,CytidinおよびGuanosin)および2つのヌクレオシド誘導体(リバビリンおよびエンテカビル,初めて報告された)のテラヘルツ(THz)スペクトルを,1~10THzの周波数におけるFourier変換赤外分光法(FTIR)によって実験的に研究した。それらの格子エネルギー,幾何学的構造,振動スペクトルを,周期的境界条件(PBC-GEBFとして表示)および密度汎関数理論(DFT)の下で,一般化エネルギーベースフラグメンテーション法によって理論的に解析した。結晶,高分子および単量体の振動モードに対応する分子内および分子間弱い相互作用を,ポテンシャルエネルギー分布(PED)および還元密度勾配(RDG)法の助けを借りて得た。電子および熱自由エネルギーの和が単量体から重合体へ,そして高分子から結晶へ増加することを見出した。例えば,単量体からアデノシンの二量体への分子間相互作用エネルギーは6.969kcal/mol増加し,二量体から結晶(周期的境界条件)は666.792kcal/mol増加した。したがって,前者の学者は,計算資源と方法の限界のため,初期構成として単量体または重合体を選択したけれども,周期的境界条件を制約する結晶構造だけが,実験結果を良好に記述できた。THzバンドにおいて,振動モードは,一般に集団振動(それらの99%以上が振動であり,それらの1%未満)は,関係するすべての分子構造と空間分布を反映することができた。スペクトルを正確に同定するために,全ての弱い相互作用の位置,タイプおよび寄与を研究し,強い水素結合に対応する強い特性ピークが分子間から来るが,弱い水素結合は主に分子内および分子間から生じ,面外曲げは90%以上を占める最大の寄与をしていることを見出した。さらに,グアニン,グアノシンおよび2つのグアノシン誘導体(リバビリンおよびエンテカビル)を例として,異なる分子配置,配列および置換基位置に起因するそれらの間の弱い相互作用の差異を研究し,THzスペクトル変化の基本的理由を見出した。本研究は,結晶工学,超分子化学,分子認識および自己集合,蛋白質-配位子相互作用などの基礎を築くことができる。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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分子化合物  ,  分子の電子構造 
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