抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ダイズ(Glycine max(L.)Merr.)の安定・多収のためには,単位面積あたりの出芽数の確保が重要となる.筆者らは,秋田県南秋田郡大潟村のダイズ生産農家を対象にしたアンケートを行い,少雨により出芽不良となる頻度が高いとする回答が多いことを明らかにした(露崎ら2016).そして,大潟村の農家のなかには,土壌の乾燥による出芽不良を回避するためとして,あえて大粒(径7.9mm以上)ではなく,中粒(径7.3mm以上7.9mm未満)の種子を播種する農家がいることを聞き取った.本研究では,ダイズの種子の大きさが出芽および生育・収量に及ぼす影響を検討し,ダイズの安定・多収のための知見を得ようとする.(著者抄録)