文献

J-GLOBAL ID：202102261236034506   整理番号：21A0598035

電気化学的および結晶学的解析による層状酸化物の相転移の決定

Determining phase transitions of layered oxides via electrochemical and crystallographic analysis

著者 (3件)： Frohlich Katja (Electric Drive Technology, AIT Austrian Institute of Technology GmbH, Vienna, Austria) ,  Abrahams Isaac (School of Biological and Chemical Sciences, Queen Mary University of London, London, UK) ,  Jahn Marcus (Electric Drive Technology, AIT Austrian Institute of Technology GmbH, Vienna, Austria)
資料名： Science and Technology of Advanced Materials (Web)  (Science and Technology of Advanced Materials (Web))
巻： 21  号： 1  ページ： 653-660  発行年： 2020年 
JST資料番号： U7009A  ISSN： 1878-5514  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 要約:LiNi_1/3Mn_1/3Co_1/3O₂の化学拡散係数を,電圧範囲3~4.2Vにおける定電流間欠滴定法により決定した。充電と放電の間のこれらの層状酸化物カソードにおける計算された拡散係数は,それぞれ3.8Vと3.7V対Li/Li⁺の開回路電圧で最小に達した。化学的拡散係数の観測された最小値は,この電圧範囲で相転移を示した。LiNi_1/3Mn_1/3Co_1/3O₂カソードの単位格子パラメータを,ex situ結晶学的解析を用いて異なるリチオ化状態で測定した。単位格子パラメータ変化はNMCカソードの化学拡散の観測値と良く相関することを示した;同じ電圧範囲での絶対値の顕著な変化があった。ユニットセルパラメータの観測した変化を,Jahn-Teller活性である三価状態へのニッケル変換,およびリチウムイオンと空格子点の再配置に関連させた。図面の要約:Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 電気化学 ,  結晶学 ,  *酸化物 ,  *層状化合物 ,  *相転移 ,  *リチウム化合物 ,  *ニッケル化合物 ,  *マンガン化合物 ,  *コバルト化合物 ,  拡散係数 ,  充電 ,  放電 ,  電圧 ,  カソード ,  実験 ,  リチオ化 ,  Jahn-Teller効果 ,  金属イオン ,  空格子点
準シソーラス用語： *層状酸化物 ,  開回路電圧 ,  ex situ実験 ,  リチウムイオン

著者キーワード (6件)： リチウムニッケルマンガンコバルトオキシド ,  NMC ,  結晶学的解析 ,  化学拡散係数 ,  相転移 ,  GITT

分類 (1件)： 燃料電池  (YB04040V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 電気化学 ,  結晶学 ,  解析 ,  層状酸化物 ,  相転移