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J-GLOBAL ID：202102261480692129   整理番号：21A0350655

冬コムギの成長に対する人工雪黒化による融雪促進の潜在的利点と地域気候への依存性【JST・京大機械翻訳】

Potential benefits of promoting snowmelt by artificial snow blacking on the growth of winter wheat and their dependence upon regional climate

著者 (2件)： Shimoda Seiji (Hokkaido Agricultural Research Center Memuro Research Station, National Agriculture and Food Research Organization, Memuro, Hokkaido, Japan) ,  Hamasaki Takahiro (Hokkaido Agricultural Research Center, National Agriculture and Food Research Organization, Sapporo, Hokkaido, Japan)
資料名： International Journal of Biometeorology  (International Journal of Biometeorology)
巻： 65  号： 2  ページ： 223-233  発行年： 2021年 
JST資料番号： W1752A  ISSN： 0020-7128  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 雪消失後の再成長の早期開始は,雪の多い地域における早期播種の必要性なしに,コムギ品種を暑い登熟期間を避けることができる。黒化雪表面は日射を吸収することによって雪融解を容易に加速する。本研究では,4年間にわたる融雪加速と関連する収量構成要素と,対照的な秋と春の気候を示す日本の2か所(Sapporo,SP,Memuro,MM)を比較した。雪黒化による早期雪融解は,出穂で4日間,開花で3日間,MMでコムギ成長を促進した。さらに,コムギの生物季節成長の加速は,2016年にMMの穀粒収量を改善した。これは,コムギ植物が,6月中旬の開花時に典型的に起こる,局地的な冷や雨の天候を経験する可能性が低いためである。早期開花は,雨天への曝露により登熟期に低い太陽光強度を経験するコムギ植物が,その尤度を減少させるであろう。しかし,SPにおける温暖な秋条件は,越冬コムギにおける高レベル耐寒性の発達を妨げた。加速融雪は地域コムギ生産の変動を緩和するための一つの可能なツールである。しかし,雪黒化の効果は地域気候に依存する。Copyright ISB 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *気候 ,  *コムギ ,  秋 ,  *融雪 ,  日射 ,  開花 ,  品種 ,  生態系 ,  *秋播コムギ ,  越冬 ,  収量構成要素 ,  登熟 ,  *雪 ,  フェノロジー ,  天候

著者キーワード (6件)： 生態系操作 ,  生物季節学 ,  開花 ,  越冬 ,  アルベド ,  食品の安全性

分類 (1件)： 麦  (FC03033M)

タイトルに関連する用語 (9件)： 冬コムギ ,  成長 ,  人工雪 ,  黒化 ,  融雪 ,  促進 ,  利点 ,  地域気候 ,  依存性