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J-GLOBAL ID:202102261862942948   整理番号:21A0828428

原発性進行性多発性硬化症におけるMRZ反応状態に関連した脳脊髄液バイオマーカー【JST・京大機械翻訳】

Cerebrospinal Fluid Biomarkers in Relation to MRZ Reaction Status in Primary Progressive Multiple Sclerosis
著者 (11件):
資料名:
巻:号: 12  ページ: 2543  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7155A  ISSN: 2073-4409  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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MRZ反応(MRZR)は,多発性硬化症(MS)に特異的な髄腔内ポリ特異的B細胞反応を反映する,麻疹,風疹,および水痘帯状疱疹ウイルスに対する3つの抗体指数(AI)から成る。したがって,MRZRは原発性進行性MS(PPMS)の診断を確認するために使用できるが,その病態生理学的およびより広い臨床的関連性は不明である。この研究は,陽性MRZR(MRZR+)を有するPPMS患者が,B細胞活性,神経軸索損傷または神経膠活性,および臨床的特徴の脳脊髄液(CSF)バイオマーカーに従い,陰性MRZR(MRZR-)と異なるかを検討した。【方法】既知のMRZR状態を有する多施設PPMSコホート(n=81)において,著者らは,B細胞活性化因子(BAFF),ケモカインCXCリガンド13(CXCL-13),可溶性B細胞成熟抗原(sBCMA),可溶性膜貫通活性化因子およびCAML相互作用因子(sTACI),および酵素結合イムノソルベント検定法(ELISA)を有するCSFにおけるキチナーゼ-3-様蛋白質1(CHI3L1)を測定した。単一分子アレイ(SIMOA)技術を用いて,血清およびCSFにおいて,膠原線維酸性蛋白質(GFAP)および神経フィラメント軽鎖(NfL)を検出した。(2)MRZR+患者(全PPMS患者の45.7%)は,MRZR患者(54.3%)と比較してCSFにおけるNfLのより高いレベルを明らかにした。sBCMA,sTACI,および髄腔内免疫グロブリンG(IgG)合成の各々の間に正の相関があった。加えて,血清中のNfL濃度は,CSFおよび血清中のGFAPのそれらと正相関した。しかし,MRZR+とMRZR患者は,診断と追跡調査で臨床的特徴(例えば,年齢,疾患期間,拡張障害状態尺度(EDSS))に関して異ならなかった。CSFルーチンパラメータ;BAFF,CXCL-13,sBCMA,sTACI,CHI3L1,およびGFAPのCSF濃度;またはGFAPとNfLの血清濃度。(3)PPMS患者において,MRZR陽性は,より顕著な軸索損傷を示す可能性がある。CSFにおける可溶性B細胞受容体BCMAおよび膜貫通活性化因子およびCAML相互作用因子(TACI)のより高いレベルは,PPMSにおけるより強い髄腔内IgG合成と関連する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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神経系の疾患  ,  神経系の診断 
引用文献 (56件):
  • Antel, J.; Antel, S.; Caramanos, Z.; Arnold, D.L.; Kuhlmann, T. Primary progressive multiple sclerosis: Part of the MS disease spectrum or separate disease entity? Acta Neuropathol. 2012, 123, 627-638.
  • Lublin, F.D.; Reingold, S.C. Defining the clinical course of multiple sclerosis: Results of an international survey. Neurology 1996, 46, 907-911.
  • Miller, D.H.; Leary, S.M. Primary-progressive multiple sclerosis. Lancet Neurol. 2007, 6, 903-912.
  • Owens, G.P.; Bennett, J.L.; Gilden, D.H.; Burgoon, M.P. The B cell response in multiple sclerosis. Neurol. Res. 2006, 28, 236-244.
  • Krumbholz, M.; Derfuss, T.; Hohlfeld, R.; Meinl, E. B cells and antibodies in multiple sclerosis pathogenesis and therapy. Nat. Rev. Neurol. 2012, 8, 613-623.
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