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J-GLOBAL ID:202102262047286084   整理番号:21A0470999

有機農業における種々の耕うんとマルチング管理システム下の団粒分布と基質誘導呼吸

Aggregate distribution and substrate-induced respiration under different tillage and mulching management systems in organic farming
著者 (5件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 878-888  発行年: 2020年12月 
JST資料番号: W1879A  ISSN: 0038-0768  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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要約:有機農業において,雑草除去のための集中的耕うんは,物理的および生物学的土壌劣化を引き起こす可能性がある。雑草残渣マルチは,土壌団粒を改善し微生物活性を増加させることによって,土壌中の有機炭素の安定化に使用できる。しかし,不耕起(NT)および従来の耕うん(CT)システムにおける雑草マルチの有効性は不明のままである。したがって,著者らは,耐水性団粒におけるNTとCTの影響,および基質誘導呼吸(SIR)と0~5cmの土壌深度における菌類-細菌活性比と同様に異なるサイズの土壌団粒における炭素安定化を結びつけて,刈り込んだ雑草マルチ(CM)およびマルチ無し(NM)の影響について研究した。マクロ団粒(>4mm耐水性団粒)は,2014年6月と10月にCTよりNTで46.8%高く,2015年にNTで52.4%高かった。ミクロ団粒(0.5および0.25mm団粒)は,両年においてNTよりCTにおいて高かった。CMの使用は,両年とも耐水性団粒を増加させた。2014年には,>4mmの団粒画分はNMよりもCMで6.5%高かった。2015年には,同じパラメータはさらに効果的であり,>4mmと2mmの団粒画分はCMでそれぞれ23.9%と34.9%高かった。MWDは,両年ともCTよりNTで高く,CMは10月にわずかに増加した(しかし有意ではない)。両年とも,土壌有機炭素(SOC)と窒素はCTよりNTで有意に高く,CMは10月には両耕うんシステムでそれをさらに増加した。両耕うんシステムで,最大量のSOCはミクロ団粒よりも>4mmの団粒画分で測定された。両年とも,微生物SIRはCTよりNTで高かった。さらに,両耕うんシステムのこれらの変化における雑草残渣マルチの長期的影響を見出す研究が必要である。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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土壌化学  ,  土壌生物 

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