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J-GLOBAL ID:202102262115877646   整理番号:21A0043502

秦始皇兵馬屯一号坑井から出た土弓の表面の織物残留物の赤外スペクトル及び顕微分析研究【JST・京大機械翻訳】

FTIR Spectral and Microscope Analysis of Textile Residues on the Surface of the Bag for Storing Bows Excavated From Qin Shihuang ’s Terra-Cotta Warriors Museum
著者 (6件):
資料名:
巻: 40  号: 11  ページ: 3618-3622  発行年: 2020年 
JST資料番号: C2093A  ISSN: 1000-0593  CODEN: GYGFED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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秦始皇兵馬嫦娥一号坑の第三回発掘した土弓の遺跡表面の織物残留物を研究するために、赤外分光器、走査型電子顕微鏡、三次元ビデオ顕微鏡を用いて分析を行った。織物残留物の赤外スペクトルは876cm-1波数にセルロース中のβ-D-グルコシド結合の特徴吸収振動バンドがあり、1080cm-1波数と1033cm-1波数にセルロース中のグルコース環中のC-Oエーテル結合の伸縮振動ピークがあることが分かった。サンプルの赤外線スペクトル図は、動物繊維が有するピーク位置が1658cm-1前後と1534cm-1くらいに吸収ピークが出ないと推測し、弓の表面の織物残留物は綿、麻類植物繊維で編まれた。さらに、サンプルの赤外スペクトルは1637cm-1にリグニン中の共役カルボニル基とCC伸縮振動の重なり吸収ピークがあり、1434cm-1にセルロースとリグニン中のCH2の湾曲振動ピークがある。綿繊維は1434cm-1付近に吸収ピークがなく、亜麻繊維は1730と1434cm-1付近に吸収ピークがあり、ラミー繊維は1434cm-1付近に吸収ピークの判断基準があり、弓の遺跡表面の織物残留物はラミー織物であると推測した。走査電子顕微鏡(SEM)は,サンプルの表面形態が均一で,微細なフレーク状障壁を示し,平行に配列した繊維と表面の節理情報は見られなかった。織物の長時間埋蔵、分解により、繊維の物理的構造の消失を招くと判断した。三次元ビデオ顕微鏡測量の結果、織物残留物の繊維密度は9×9本・cm-2であり、他の遺跡出土の織物品跡と比べ、経緯がまばらであり、密度が製造服飾の要求に満たないことが分かった。経緯線直径はそれぞれ(0.965±0.029)と(0.982±0.019)mm(95%信頼水準)であり、独立サンプルt検定により、経緯線径の差異が顕著ではないことが分かった。以上の分析結果より、弓の制作の初めに、その表面にラミー織物を巻きつけるという結論が得られ、その用途を包み込み、把持と補強弓の助けとなると推測した。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分光分析 
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