文献

J-GLOBAL ID：202102262184226988   整理番号：21A0132618

Al-Cu共晶材料を用いたPECS焼結体の通電箇所の観察

Investigation of PECS Current Pass and Temperature Distribution on Sintered Al-Cu Eutectic Alloy

著者 (5件)： 川上雄士 (久留米工業高等専門学校材料システム工学科) ,  坂巻巧 (九州大学大学院工学府物質プロセス工学専攻) ,  三沢達也 (佐賀大学理工学部理工学科電気電子工学部門) ,  遠藤楓 (佐賀大学大学院理工学研究科理工学専攻) ,  川原正和 (川原SPS技術事務所)
資料名： 粉体および粉末冶金  (Journal of the Japan Society of Powder and Powder Metallurgy)
巻： 67  号： 11  ページ： 649-655(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： F0691A  ISSN： 0532-8799  CODEN： FOFUA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： パルス電流焼結(PECS)は焼結温度を下げ,焼結時間を短縮できる。しかし,試料の温度分布に関する焼結機構は明確には知られていない。本研究では,Al-Cu合金の共晶材料を使用し,共晶微細構造による温度分布を取得した。その結果,試料の中心部分が外側よりも加熱された。種々の電流分布条件との比較から,中心部分のよく成長したネックは,多くの電流が流れる通電パスとなり,その上下のグラファイトパンチは高電流密度で加熱された。したがって,試料の中心に流れる電流が外側部分に分布するならば,均一な温度分布を得ることができる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *放電プラズマ焼結 ,  アルミニウム合金 ,  銅含有合金 ,  *共晶合金 ,  *合金粉 ,  焼結体 ,  可視化 ,  電流 ,  経路 ,  結晶構造 ,  *共晶 ,  電流分布 ,  温度分布 ,  グラファイト ,  電極
準シソーラス用語： 通電パス

著者キーワード (10件)： パルス電流焼結 ,  スパークプラズマ焼結 ,  電流パス ,  温度分布 ,  共晶合金 ,  パルス電流焼結 ,  スパークプラズマ焼結 ,  電流パス ,  温度分布 ,  共晶合金

分類 (1件)： 圧粉,焼結  (WC02030X)

引用文献 (10件)：

• 1) M. Tokita: J. Soc. Powder Technol., 30 No. 11 (1993) 790-804.
• 2) Y. Kawakami et al.: Materials Science Forum, 534-536 (2007) 541-544.
• 3) Y. Kawakami et al.: Annual report of Industrial Technology Center of Saga, (2005) 27-30.
• 4) M. Omori: J. Jpn. Soc. Powder Powder Metallurgy, 45 (1998) 1055-1060.
• 5) S. Sumi, Y. Mizutani, M. Yoneya: J. Jpn. Soc. Powder Powder Metallurgy, 45 (1998) 153-157.

タイトルに関連する用語 (8件)： Al ,  Cu ,  共晶 ,  PECS ,  焼結体 ,  通電 ,  箇所 ,  観察