文献

J-GLOBAL ID：202102262414475755   整理番号：21A0032145

モリブデンヒドリド(ヒドロゲルミレン)錯体の合成とゲルミリン錯体への変換:ニトリルによる脱水素による別の経路【JST・京大機械翻訳】

Synthesis of a Molybdenum Hydrido(hydrogermylene) Complex and Its Conversion to a Germylyne Complex: Another Route through Dehydrogenation with Nitriles

著者 (4件)： Dhungana Tara Prasad (Department of Chemistry, Graduate School of Science, Tohoku University, Japan) ,  Hashimoto Hisako (Department of Chemistry, Graduate School of Science, Tohoku University, Japan) ,  Ray Mausumi (Surface Engineering, Research and Development, Tata Steel Limited, India) ,  Tobita Hiromi (Department of Chemistry, Graduate School of Science, Tohoku University, Japan)
資料名： Organometallics  (Organometallics)
巻： 39  号： 23  ページ： 4350-4361  発行年： 2020年 
JST資料番号： E0965A  ISSN： 0276-7333  CODEN： ORGND7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Mo-HおよびGe-H結合を有するモリブデンゲルミレン錯体,Cp*-(CO)_2(H)-Mo=Ge-(H)-{C-(SiMe_3)_3}(1)を,メチルモリブデン錯体のトリヒドロゲルマニウムとの反応によって合成し,温和な加熱下でアリールイソシアナートとの脱水素により,ゲルミリン錯体,Cp*-(CO)_2Mo≡Ge-{C-(SiMe_3)_3}(2)に変換した。中間体としてMo-Ge-N三員環錯体Cp*-(CO)_2Mo-[κ2(N,Ge)-Ge-(N=CHR)-{C-(SiMe_3)_3}](4,R=Me,およびアリール基)を介してイミンを放出しながら,同じゲルミレン錯体からゲルミリン錯体への同様の変換も,イソシアナートの代わりにニトリルを使用して起こった。。また,中間体として,Mo-Ge-N三員環錯体Cp*-(CO)_2Mo-[κ2(N,Ge)-Ge-(N=CHR)-{C-(SiMe_3)_3}](4,R=Meおよびアリール基)を介してイミンを放出する。イミンの生成はBPh_3によるトラッピング実験によって確認し,BPh_3-イミン付加物を与えた。アリールニトリルの場合,対応する3員環中間体を青色LED光照射により効率的にゲルミリン錯体に変換した。三員環中間体に関するTD-DFT計算は,LED光の役割が,金属-配位子-電荷移動(MLCT)遷移を介して中間体からCO配位子解離を誘発することを示唆した。Copyright 2021 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 電荷移動 ,  光照射 ,  *脱水素 ,  *ニトリル ,  イミン ,  イソシアン酸塩 ,  中間体
準シソーラス用語： *ゲルミレン ,  トラッピング ,  TDDFT ,  *リン錯体 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 有機ひ素・アンチモン・ビスマス・ゲルマニウム化合物  (CF08050Y)

タイトルに関連する用語 (8件)： モリブデン ,  ヒドリド ,  錯体 ,  ゲル ,  リン錯体 ,  ニトリル ,  脱水素 ,  経路