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J-GLOBAL ID：202102262692030389   整理番号：21A2989924

成人ヒト脳における神経ペプチドY(NPY)とその受容体に対するうつ病と自殺行動の影響:死後研究【JST・京大機械翻訳】

Effect of depression and suicidal behavior on neuropeptide Y (NPY) and its receptors in the adult human brain: A postmortem study

著者 (4件)： Sharma Anuradha (University of Illinois at Chicago, 1601 West Taylor Street, Chicago, IL 60612, USA) ,  Ren Xinguo (University of Illinois at Chicago, 1601 West Taylor Street, Chicago, IL 60612, USA) ,  Zhang Hui (University of Illinois at Chicago, 1601 West Taylor Street, Chicago, IL 60612, USA) ,  Pandey Ghanshyam N. (University of Illinois at Chicago, 1601 West Taylor Street, Chicago, IL 60612, USA)
資料名： Progress in Neuro-Psychopharmacology & Biological Psychiatry  (Progress in Neuro-Psychopharmacology & Biological Psychiatry)
巻： 112  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： T0252A  ISSN： 0278-5846  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 神経ペプチドは,ニューロンにより分泌され,ニューロンと非ニューロン細胞の両方に作用する小蛋白質性分子(3~100アミノ酸)である。哺乳類の中枢神経系において高度に保存され,発現した神経ペプチドであるニューロペプチドY(NPY)はストレス応答とレジリエンスにおいて主要な役割を果たす。NPYとその受容体はうつ病と自殺で変化し,抗うつ様の性質を示す。本研究の目的は,うつ病と自殺行動におけるNPYシステムの役割を調べることであった。NPYとその4つの受容体,NPY1R,NPY2R,NPY4R,およびNPY5Rの発現を,正常対照(NC)(n=24)とうつ病自殺(DS)(n=24)被験者の死後脳の前頭前野(PFC)と海馬領域における転写と翻訳レベルで研究した。NC被験者と比較して,DS被験者の両脳領域におけるNPY1RおよびNPY2R mRNAにおけるNPY mRNAおよび上方制御の有意な減少を観察した。また,DSの被験者のPFCにおけるNPY蛋白質発現の有意な減少を観察した。本研究は,NPYシステムにおける変化の最初の詳細な証拠と,ヒトにおけるうつ病と自殺行動における関連するストレス応答を提供する。本研究の成果は,うつ病の治療のための新しいNPYシステム標的化アプローチの開発に適用できる。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ニューロン ,  mRNA ,  *受容体 ,  タンパク質 ,  ヒト ,  哺乳類 ,  海馬 ,  *うつ病 ,  *抑うつ ,  *神経ペプチド ,  ターゲティング ,  *ニューロペプチドY ,  前頭前野
準シソーラス用語： ストレス応答 ,  蛋白質発現 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 自殺 ,  うつ病 ,  前頭前野皮質 ,  Hippocampus ,  神経ペプチドY

分類 (3件)： 生理活性ペプチド  (EB08100U) ,  神経の基礎医学  (GN01020W) ,  中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (8件)： 成人 ,  ヒト ,  脳 ,  神経ペプチドY ,  受容体 ,  うつ病 ,  自殺行動 ,  研究