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J-GLOBAL ID:202102262840533608   整理番号:21A0773532

カルシウムイオンの近赤外二光子切断のためのp-ニトロテルフェニル単位【JST・京大機械翻訳】

p-Nitroterphenyl units for near-infrared two-photon uncaging of calcium ions
著者 (10件):
資料名:
巻: 409  ページ: Null  発行年: 2021年 
JST資料番号: D0721B  ISSN: 1010-6030  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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近赤外二光子(NIR-2P)アンケージング反応は,種々の現象における生物学的に活性な化合物の役割の正確な研究に有用である。本研究では,Ca2+選択的キレート剤としてエチレングリコール四酢酸(EGTA)単位を特徴とするテルフェニル骨格を有する新しいNIR-2P応答性発色団を合成した。市販出発物質から,光不安定なCa2+キレート剤を高収率(83%,1a,1bの45%)で合成した。2つの異なる電子供与基(ジメチルアミノ(NMe_2)およびメトキシ(OMe))を特徴とする合成テルフェニル誘導体の1および2光子光化学励起を,HEPES緩衝液(pH7.4)中で37Cで少なくとも36時間熱的に安定で,光物理的および光化学的特性に及ぼす置換基効果を明らかにするために行った。より強い電子供与基であるNMe_2基は,pH=7.4HEPES緩衝溶液中でOMe基(720nmでσ_2=9GM)に比べて高い二光子断面積(780nmでσ_2=75GM)をもたらしたが,NMe_2置換1(λ_max=363nmでのε=10,371)のモル吸光係数(ε)はOMe誘導体(λ_max=344nmでε=14,351)より低かった。NMe_2置換ケージド化合物の分解に対する量子収率(Φ=0.04)はOMe置換ケージド化合物(Φ=0.40)よりも低かった。OMe置換化合物,ε×Φ=5740およびσ_2×Φ=3.6の1光子および2光子ケージング効率値は,それぞれNMe_2置換化合物,415および3.0のそれらより高かった。レーザフラッシュ光分解実験は,アンケージングプロセスの間に形成されるaci-ニトロ中間体の減衰速度定数(2.5×106および1.1×102s-1)を明らかにした。Ca2+の濃度ジャンプを本研究で新たに合成したケージドカルシウム化合物の光分解において確認し,テルフェニル誘導体も生理学的実験で利用できることを示した。対応するアセトキシメチルエステルも生理学的研究用に調製した。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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光化学一般 
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