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J-GLOBAL ID:202102263000630510   整理番号:21A0293095

REV7の標的化は結腸直腸癌において5-FUとオキサリプラチン耐性を効果的に逆転する【JST・京大機械翻訳】

Targeting REV7 effectively reverses 5-FU and oxaliplatin resistance in colorectal cancer
著者 (6件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 1-12  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7315A  ISSN: 1475-2867  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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巨大な研究努力にもかかわらず,進行性結腸直腸癌(CRC)と診断された患者は,外科的切除および化学療法後に低い予後を有する。CRC治療に対する主な障害は,5-フルオロウラシル(5-FU)およびオキサリプラチンのような前線抗癌剤に対する化学療法抵抗性である。しかし,これらの薬剤に対する化学療法抵抗性のメカニズムは不明である。5-FUおよびオキサリプラチンに対する細胞生存率を,CellTiter-Glo2.0細胞生存率アッセイにより測定した。CRC細胞における内因性REV7蛋白質は,ウエスタンブロット法によって検出した。トランス損傷合成(TLS)事象をプラスミドベースのTLS効率アッセイにより測定した。細胞アポトーシスは,カスパーゼ3/7活性分析によって評価した。in vivo腫瘍進行を,HT29異種移植マウスモデルによって分析した。本研究では,トランス損傷合成(TLS)ポリメラーゼζ(POLζ)の鍵となる成分であるREV7の発現が5-FUとオキサリプラチン耐性CRC細胞の両方で有意に増加することを見出した。TLS効率分析は,アップレギュレートしたREV7蛋白質量が5-FUとオキサリプラチンに反応してTLSを増強することを明らかにした。重要なことに,CRISPR/Cas9ノックアウトによるREV7の阻害は,細胞培養およびマウス異種移植モデルにおいて5-FUおよびオキサリプラチンと有意な相乗作用を示した。これらの結果は,REV7欠損と5-FUまたはオキサリプラチンの併用がCRC細胞に対して強い阻害効果を有し,化学療法抵抗性CRC治療の有望な標的としてREV7を同定したことを示唆する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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腫ようの薬物療法  ,  抗腫よう薬の臨床への応用  ,  消化器の腫よう 
引用文献 (25件):
  • CA Cancer J Clin; Colorectal cancer statistics; RL Siegel, KD Miller, SA Fedewa, DJ Ahnen, RGS Meester, A Barzi, A Jemal; 67; 2017; 2017; 177-193; 10.3322/caac.21395; citation_id=CR1
  • Lancet; Colorectal cancer; H Brenner, M Kloor, CP Pox; 383; 2014; 1490-1502; 10.1016/S0140-6736(13)61649-9; citation_id=CR2
  • Clin Cancer Res; Colorectal tumors responding to 5-fluorouracil have low gene expression levels of dihydropyrimidine dehydrogenase, thymidylate synthase, and thymidine phosphorylase; D Salonga, KD Danenberg, M Johnson, R Metzger, S Groshen, DD Tsao-Wei, HJ Lenz, CG Leichman, L Leichman, RB Diasio, PV Danenberg; 6; 2000; 1322-1327; citation_id=CR3
  • J Gastrointest Oncol; Review of systemic therapies for locally advanced and metastatic rectal cancer; P Yaffee, A Osipov, C Tan, R Tuli, A Hendifar; 6; 2015; 185-200; citation_id=CR4
  • Nat Rev Cancer; 5-fluorouracil: mechanisms of action and clinical strategies; DB Longley, DP Harkin, PG Johnston; 3; 2003; 330-338; 10.1038/nrc1074; citation_id=CR5
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