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J-GLOBAL ID:202102263784260330   整理番号:21A0217261

テクスチャードケイ酸ランタンオキシアパタイトセラミックのテンプレート粒成長

Templated grain growth of textured lanthanum silicate oxyapatite ceramics
著者 (7件):
資料名:
巻: 128  号: 11  ページ: 954-961(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U0409A  ISSN: 1348-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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テンプレート粒成長法により,ドープケイ酸ランタンオキシアパタイト(LSO)のテクスチャードセラミックを初めて作製した。よく発達した{001}面を有するK2O及びFドープLSOの平板状テンプレート粒子をKFフラックス法により成長させ,テープキャスティングによりBaOドープLSOマトリックス中に配列させた。テープを円板状片にパンチし,2層に積層して1873Kで50h焼結した。少量の2種類の格子間材料を有するc軸配向したディスク型K2O及びBaOドープLSO多結晶を得た。アパタイト{001}面のテクスチャー分率は0.45であった。ドープLSOは結晶粒内におけるK2Oの不均一分布によって特徴付けられ,その成分はテンプレート粒子に由来した。ドープLSOの化学式は,平均組成から(La8.43K0.03Ba1.430.11)Σ=10(Si5.960.04)Σ=6O26であると導出され,ここで□はLa及び/又はSiサイトにおける空格子点を表す。格子間材料の1タイプは主にBaOとLa2O2で構成され,もう1つはSiO2が豊富であった。温度が773Kから1023Kに上昇すると,バルクイオン伝導率(σ)は1.89×10-4から2.48×10-3Scm-1に定常的に増加し,伝導の活性化エネルギー(Ea)は0.78eVであった。同じバルク化学組成を有するランダム配向多結晶のσ値は,773Kから1023Kまでの温度上昇で3.89×10-5から4.99×10-4Scm-1へ定常的に増大(Ea=0.78eV)した。同じ温度でσ値を比較した場合,前者の多結晶は,後者よりも6.7(973K)~8.2(923K)倍高かった。c軸配向多結晶のより大きなσ値は,K2O及びBaOドープLSOにおける他の方向よりもc軸に沿った実質的により高い酸化物イオン伝導率によって主に引き起こされるであろう。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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セラミック・陶磁器の製造  ,  固体中の拡散一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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