文献
J-GLOBAL ID:202102263833929702   整理番号:21A0014952

バナナ萎凋病防除のための潜在的生物防除剤としての新たに分離されたStreptomyces sp.JBS5-6:ゲノム配列と二次代謝産物クラスタープロファイル【JST・京大機械翻訳】

Newly Isolated Streptomyces sp. JBS5-6 as a Potential Biocontrol Agent to Control Banana Fusarium Wilt: Genome Sequencing and Secondary Metabolite Cluster Profiles
著者 (10件):
資料名:
巻: 11  ページ: 602591  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7080A  ISSN: 1664-302X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
バナナは,世界中の国における重要な主食および果実である。しかし,世界的バナナ産業の開発は,Fusarium oxysporum f.sp.cubense(Foc)によって引き起こされるFusarium萎凋病によって深刻に脅かされている。特に,Foc熱帯レース4(Foc TR4)は,グローバルバナナとプランテイン作物の80%以上を感染できた。現在まで,病気を制御するために利用可能な市販化学物質または耐性品種はなかった。放線菌を用いた生物的防除は有望な戦略と考えられている。本研究では,Fusarium萎凋病の症状のないバナナ果樹園から10年以上にわたって88の放線菌を単離した。JBS5-6として標識した放線菌株は,Foc TR4および他の選択した10植物病原性真菌に対して強い抗真菌活性を示した。完全なゲノム分析と同様に表現型と生化学形質に基づいて,菌株JBS5-6をStreptomyces violaceusnigerに割り当てた。菌株の抽出物は,膜完全性および細胞の超微細構造を破壊することによって,Foc TR4の菌糸成長および胞子発芽を阻害した。菌株JBS5-6の完全なゲノムを配列決定し,活性二次代謝産物の生合成に寄与する多数の重要な機能遺伝子クラスターを明らかにした。ガスクロマトグラフィー-質量分析(GC-MS)により16種の化合物をさらに同定した。5-ヒドロキシメチル-2-フラノカルボキサルデヒドは,菌株JBS5-6抽出物における優性成分の1つであった。さらに,菌株JBS5-6の発酵ブロスは,ポット試験におけるFoc TR4の感染を阻害することによって,バナナ苗の病気指数を有意に減らした。したがって,菌株JBS5-6は,病気の管理とバイオ肥料の開発のための潜在的生物防除剤である。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
菌類による植物病害  ,  果樹 
引用文献 (63件):

前のページに戻る