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J-GLOBAL ID：202102263946309016   整理番号：21A0852641

薄肉アルミニウム合金鋳物の消失模型鋳造法における湯流れに及ぼす減圧及び鋳造方案の影響

Effects of Reduced Pressure and Casting Design on Mold Filling in Expendable Pattern Casting Process of Thin Wall Aluminum Alloy Castings

著者 (1件)： 頃安貞利 (帝京大 理工)
資料名： 鋳造工学  (Journal of Japan Foundry Engineering Society)
巻： 93  号： 3  ページ： 121-127  発行年： 2021年03月25日 
JST資料番号： G0096A  ISSN： 1342-0429  CODEN： CHKOFY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 消失模型鋳造法(EPC)における薄肉アルミニウム合金鋳造の金型充填に及ぼす減圧と鋳造設計の影響を実験的に調査した。薄肉アルミニウム合金板を,通気度の異なる複数の塗型を用いたEPCプロセスにより鋳造した。溶湯流動長と湯流れ速度を測定した。フラスコ内に減圧条件を適用すると,湯流れ速度は増加し,溶湯流動長は長くなった。湯流れ速度の鋳造方案による違いはなかった。しかしながら高通気度領域では,落とし込み方案の溶湯流動長は,押し上げ方案のそれより長かった。湯流れ速度実測値を用いて,塗型を通した溶融金属から鋳型への熱伝達に基づいて溶融流動停止距離を予測した。高通気度領域での落とし込み法案を除いて,予測値は,溶融流動長の実測値と一致した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 薄肉鋳物 ,  アルミニウム合金 ,  *消失模型法 ,  *流動性 ,  鋳造性 ,  溶融金属 ,  減圧 ,  鋳造方案 ,  通気度 ,  塗型
準シソーラス用語： *消失模型鋳造法 ,  湯流れ ,  湯流れ速度 ,  溶融流動停止距離 ,  流動長

分類 (2件)： 凝固  (WC01050M) ,  鋳造法,鋳込  (WC01030Q)

引用文献 (19件)：

• A. T. Speda: MODERN CASTING (2001) 29
• General Motors Asia Pacific Japan: SOKEIZAI (1994) 5
• F. Sonnenberg: ”LOST FOAM casting made simple”, (American Foundry Society) (2008)
• S. Koroyasu: J. JFS 81 (2009) 377
• S. Koroyasu and A. Ikenaga: Mater. Trans. 53 (2012) 224

タイトルに関連する用語 (6件)： 薄肉 ,  アルミニウム合金鋳物 ,  消失模型鋳造法 ,  湯流れ ,  減圧 ,  鋳造方案