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J-GLOBAL ID：202102264036204421   整理番号：21A1578492

マアジおよびマサバの広帯域ターゲットストレングスのyaw角特性

Broadband side-aspect target strength of Japanese jack mackerel and chub mackerel

著者 (5件)： 池田大典 (北大 大学院) ,  長谷川浩平 (北大 大学院) ,  向井徹 (北大 大学院) ,  福田美亮 (北大 水) ,  YAN Naizheng (北大 大学院)
資料名： 海洋音響学会研究発表会講演論文集  (Proceedings of Meeting of the Marine Acoustics Society of Japan)
巻： 2021  ページ： 33-36  発行年： 2021年05月17日 
JST資料番号： L7257A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・マアジおよびマサバは日本のTAC(漁獲可能量)に指定されている重要な漁獲対象種であり,資源の正確な把握が必要。
・資源量推定法の一つに計量魚群探知機があるが,下向きの鋭いビームを使用するため,表層に分布し遊泳速度の速い魚種の計測は難しく,魚群に近づかないと探知不可等,資源量推定に誤差発生の可能性有。
・一方,水平方向を遠距離から探知可能なソナーは,計量魚群探知機の探査上の欠点をカバーし,表層に分布する魚種の資源調査を行う音響機器として注目。
・対象生物1個体あたりの音の反射量:ターゲットストレングス(TS)において,ソナーでの音響ビームを水平方向に放射し,対象魚種のTSのヨー角特性調査で資源を調査。
・本研究では,一度に広範囲の周波数を含む広帯域信号を送受できる広帯域音響システムを用いて,懸垂法によりマアジおよびマサバのTSのヨー角特性及び周波数特性を測定。

シソーラス用語： *許容量 ,  漁獲 ,  *水産資源 ,  角度 ,  マアジ ,  マサバ ,  調査 ,  *超音波応用計測 ,  *ソナー ,  広帯域
準シソーラス用語： *TAC ,  *ターゲットストレングス ,  ピッチ角 ,  ヨー角 ,  資源調査

分類 (2件)： 水中音響応用  (BB03090U) ,  魚類  (FH02020K)

引用文献 (7件)：

• Soria M. et al., ′′Analysis of vessel influence on spatial behaviour of fish schools using a multi-beam sonar and consequences for biomass estimates by echo-sounder′′, ICES J. Mar. Sci., 53(2): 453-458 (1996)
• Røstad A. et al., ′′Fish are attracted to vessels′′, ICES J. Mar. Sci., 63(8): 1431-1437 (2006)
• 高橋竜三, ′′計量スキャニングソナーを用いた魚群の行動と音響散乱特性に関する研究′′, 北海道大学学位論文 (2014)
• 金城篤史 他, ′′広帯域スプリットビームを用いたサポートベクターマシンによる魚種識別′′, 海洋音響学会誌, 41(4),149-156(2014)
• Nøttestad L. et al., ′′Feeding strategy of mackerel in the Norwegian Sea relative to currents, temperature, and prey′′, ICES J. Mar. Sci., 73(4): 1127-1137 (2016)

タイトルに関連する用語 (4件)： マアジ ,  マサバ ,  広帯域 ,  ターゲットストレングス