文献

J-GLOBAL ID：202102264509782143   整理番号：21A0167428

熱熟成中のII型ケロゲンの化学的および物理的進化を記述する普遍的曲線【JST・京大機械翻訳】

Universal Curves Describing the Chemical and Physical Evolution of Type II Kerogen during Thermal Maturation

著者 (4件)： Craddock Paul R. (Schlumberger-Doll Research Center, Massachusetts, United States) ,  Haecker Adam (Continental Resources, Incorporated, Oklahoma, United States) ,  Bake Kyle D. (Schlumberger-Doll Research Center, Massachusetts, United States) ,  Pomerantz Andrew E. (Schlumberger-Doll Research Center, Massachusetts, United States)
資料名： Energy & Fuels  (Energy & Fuels)
巻： 34  号： 12  ページ： 15217-15233  発行年： 2020年 
JST資料番号： E0805B  ISSN： 0887-0624  CODEN： ENFUEM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この論文は,4つの大陸,堆積の400百万年,および熱的に未成熟から過熟成にわたる埋没史にわたる,数十以上の石油を含む堆積盆地を代表するケロジェン(固体,不溶性堆積物有機物)の化学的および物理的特性に関する文献データを合成し,解釈する。研究したケロジェン特性は化学組成(元素組成および炭素およびヘテロ原子スペシエーション),物理的性質(骨格密度),核応答(物理特性)および微細構造(表面積)を含む。経済的に重要な従来および非在来型の石油堆積盆地の大部分で起きるので,ケロジェンは主にあるいは完全に古海洋(海洋プランクトンおよび藻類に由来する)であり,いわゆるタイプIIケロジェンとして分類されている。ここで記述した分析は,タイプIIケロジェンの広範囲の化学的および物理的特性が,その熱熟成の程度によってほとんど完全に説明され,盆地位置,年代,および他の盆地固有の特性,例えば地層岩質には依存しないことを明らかにした。分析は,多くのタイプIIケロジェン特性を熱熟成に関連づける一連の普遍的曲線における結果,典型的には0.85~0.90の相関係数を有する。石油胚胎形成におけるタイプIIケロジェン間の区別できない特性-熟成関係は,有機物の熱熟成の知識からのみ,その関連する化学的および物理的特性を推論することを可能にする。例えば,これはケロジェンの化学的,物理的,岩石物理学的特性がそのようなワークフローで重要であるが,典型的な工業プロジェクトで測定するためには,ほとんど常に未知であり,そうでなければ,非在来型頁岩探査と評価に対する実質的な実用的利点を示す。Copyright 2021 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 化学組成 ,  頁岩 ,  石油 ,  炭素 ,  岩石 ,  相関係数 ,  熟成 ,  堆積物 ,  地層 ,  大陸 ,  *ケロジェン ,  堆積盆地 ,  盆地 ,  スペシエーション
準シソーラス用語： 元素組成 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 油層工学  (UA10030G) ,  採油,採ガス一般  (UA10010K) ,  石炭及びコークスの性質,組成,分析,試験  (YE04030T)

タイトルに関連する用語 (7件)： 熟成 ,  ケロゲン ,  化学 ,  物理 ,  進化 ,  記述 ,  曲線