抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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蒸気ベース強化油回収法の組成シミュレーションにおいて,多相等エンタルピーフラッシュ計算がしばしば必要である。これらのフラッシュ計算は,狭い沸騰領域および存在する相の正確な数の決定において挑戦的である。水相が純水である自由水仮定に基づいて,ロバストで効率的なアルゴリズムを提案して,本研究におけるエンタルピー3相フラッシュ計算を実行した。単相平衡,二相平衡,および三相気液平衡を含むこのアルゴリズムによって多相平衡を考慮できる。Isentalpicフラッシュは,供給混合物に対して与えられた圧力とエンタルピーで行われるフラッシュ計算の型である。提案アルゴリズムでは,供給が安定であると仮定して,温度を最初にエネルギー保存方程式を解くことによって決定した。次に,供給混合物に関する安定性試験を,計算した温度および所定の圧力で行った。混合物が不安定であるならば,二相と三相気液-水同時フラッシュを達成するために,外部ループを用いて,エネルギー保存方程式を解くことにより温度を更新した。内部ループを用いて,三相自由水等温フラッシュを行うことにより,相分率と組成を得た。二相等温フラッシュは,三相等温フラッシュ中の任意の反復で相分率の開放可能領域が現れるか,あるいは三相フラッシュからの最終的に計算された相分率のどれかが[0,1]に属さないならば,開始する。負のフラッシュは三相自由水等温フラッシュで許容される。水/炭化水素混合物の多くの例計算を行い,提案アルゴリズムのロバスト性を試験した。低から中圧力では,このアルゴリズムで得た結果と従来のアルゴリズムで得た結果の間に良好な一致が得られた。このアルゴリズムは,狭い沸騰領域,例えば水/炭化水素混合物に対して遭遇する三相気液-水平衡領域に対して良好に機能した。反復の間,新しいアルゴリズムは,外部ループにおける温度更新として内部ループにおける位相の出現と消失を容易に取り扱うことができる。新しいアルゴリズムに含まれる安定性試験の数は大幅に低減され,その計算効率を高めるのに役立つ。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】