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J-GLOBAL ID:202102265494221509   整理番号:21A0803916

新規コラーゲンフリー3D足場上で培養した乳癌細胞株における遺伝子導入の効率【JST・京大機械翻訳】

The Efficiency of Gene Electrotransfer in Breast-Cancer Cell Lines Cultured on a Novel Collagen-Free 3D Scaffold
著者 (12件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 1043  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7153A  ISSN: 2072-6694  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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遺伝子電気トランスファー(GET)は,医療用途のための大きな可能性を有するDNAデリバリーの強力な方法である。GETはin vitroおよびin vivoで広く研究されているが,最適パラメータは議論の余地がある。2D細胞培養はGETプロトコルの研究に広く用いられているが,内因性制限があり,一方,3D培養は,腫瘍構造を再現する能力により,より信頼できるモデルを示す可能性がある。ここでは,新しいコラーゲンフリー3D足場で増殖した3D培養HCC1954およびMDA-MB231乳癌細胞株に対し,プレートまたは線形電極を用い,2種類のGETプロトコールを用い,通常の2D培養と比較した。電子移動効率を評価するために,増強緑色蛍光蛋白質(EGFP)レポーター遺伝子をコードするプラスミドpEGFP-C3を用いた。新規3D足場は細胞外マトリックス沈着を促進し,特にin vitro細胞培養とin vivo腫瘍組織の両方で細胞挙動に影響した。トランスフェクション効率は2D培養において類似していたが,3Dモデルにおいて有意差を認めた。3D対2Dモデルのトランスフェクション効率は,HCC1954およびMDA-MB231細胞培養において,それぞれ44%対15%(p<0.01)および24%対17%(p<0.01)であった。これらの知見から,新規3D足場は,少なくとも一部は元の腫瘍組織の特異な形態を再現することができ,2つの細胞株間の意味のある違いの検出を可能にすることが示唆された。プレート電極によるGETの後,細胞生存率は,それらの2D対応物(それぞれ53%および63%,p<0.001)と比較して,3D培養HCC1954(66%)およびMDA-MB231(96%)細胞株においてより高かった。これらの結果に基づいて,GET研究における細胞培養調製のための信頼できる支持体として新規3D足場を提案した。それはin vitroアッセイの信頼性を増加させ,in vivoプロトコルのGETパラメータの最適化を可能にする。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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細胞・組織培養法  ,  医用素材 
引用文献 (68件):
  • Neumann, E.; Schaefer-Ridder, M.; Wang, Y.; Hofschneider, P.H. Gene transfer into mouse lyoma cells by electroporation in high electric fields. EMBO J. 1982, 1, 841-845.
  • Teissie, J.; Golzio, M.; Rols, M.P. Mechanisms of cell membrane electropermeabilization: A minireview of our present (lack of ?) knowledge. Biochim. Biophys. Acta 2005, 1724, 270-280.
  • Aihara, H.; Miyazaki, J. Gene transfer into muscle by electroporation in vivo. Nat. Biotechnol. 1998, 16, 867-870.
  • Heller, R.; Jaroszeski, M.; Atkin, A.; Moradpour, D.; Gilbert, R.; Wands, J.; Nicolau, C. In vivo gene electroinjection and expression in rat liver. FEBS Lett. 1996, 389, 225-228.
  • Muramatsu, T.; Shibata, O.; Ryoki, S.; Ohmori, Y.; Okumura, J. Foreign gene expression in the mouse testis by localized in vivo gene transfer. Biochem. Biophys. Res. Commun. 1997, 233, 45-49.
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