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J-GLOBAL ID:202102266370682683   整理番号:21A2743434

グリシンN-メチルトランスフェラーゼ-/-マウスの神経心理学的表現型の特性評価およびクロザピンおよびサルコシン治療に対するその応答の評価【JST・京大機械翻訳】

Characterization of the neuropsychological phenotype of glycine N-methyltransferase-/- mice and evaluation of its responses to clozapine and sarcosine treatments
著者 (13件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 596-606  発行年: 2012年 
JST資料番号: W3163A  ISSN: 0924-977X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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グリシンN-メチルトランスフェラーゼ(GNMT)はS-アデノシルメチオニン(SAM)とS-アデノシルホモシステイン(SAH)の比率を調節することにより細胞メチル化能に影響する。その酵素反応-サルコシンの生成物は,統合失調症患者において抗精神病作用を有する。本研究では,RT-PCRおよび免疫組織化学染色により,GNMTが大脳皮質,海馬,黒質および小脳に位置する様々なニューロンで発現することを示した。野生型マウスと比較して,Gnmt-/-マウスは大脳皮質においてサルコシンの有意に低いレベルを有した。メチオニン代謝に関与する遺伝子(Dnmt1とDnmt3a),ErbB(Nrg1とErbB4)とmTOR(Akt2,S6,S6k1とS6k2)シグナリング経路は,Gnmt-/-マウスの皮質において有意に調節されていた。音響開始反射試験は,Gnmt-/-マウスがプレパルス阻害の有意に低いレベルを示し,欠損がクロザピンまたはサルコシン処理により改善されることを示した。さらに,Gnmt-/-(Tg-GNMT/Gnmt-/-)マウスを用いた肝臓特異的ヒト-GNMTトランスジェニックを用いて,表現型が異常な肝機能に起因することを除外した。要約すると,Gnmt-/-マウスに見られる神経心理学的異常は,統合失調症の内表現型を表す可能性がある。GNMTは,脳およびTg-GNMT/Gnmt-/-マウスの正常な生理的機能の維持において重要な役割を果たし,統合失調症患者に対する治療法の開発に有用なモデルである。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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酵素一般 
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