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J-GLOBAL ID:202102266866657610   整理番号:21A0217265

ガラス製造のための酸素過剰ガスバーナーによる飛行中融解法

In-flight melting method with an oxygen-excess gas burner for glass making
著者 (11件):
資料名:
巻: 128  号: 11  ページ: 981-990(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U0409A  ISSN: 1348-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,特定の元素成分を持つガラス粉末が1つの迅速省エネルギープロセス(<1s)で容易に製造できる酸素過剰ガスバーナーを用いた飛行中融解法を研究した。最初に,噴霧乾燥機を用いてソーダ石灰ガラスバッチ成分から粒状原料粉を形成し,垂直下方転換火炎を有する酸素過剰ガスバーナー中に直接滴下した。火炎中に粉末形状の部分的または完全に融解した材料が形成され,火炎を通過して飛行経路に沿って採取された。X線回折(XRD),光学顕微鏡及び走査電子顕微鏡-エネルギー分散分光(SEM-EDS)により,飛行経路の異なる位置で採取した粒状原料粉末及び粉末状試料材料を観察した。粒状原料粉末は結晶だけを含んだ。飛行経路の上流から下流位置に向かって採取した粉末状材料においては,これらの結晶のXRDピークは消失し,ガラス材料としてそれらを同定するハローがより顕著になった。XRDデータにおけるSiO2の主要ピーク強度を用いてガラス化比率を計算した。~600mm長さの経路に対するガラス化比率は~85%であった。光学顕微鏡及びSEM-EDSを用いて試料表面上及びSEM-EDSによる試料断面におけるモルフォロジー及び元素分布の変化を観察した。ナトリウムと酸素,ケイ素と酸素,及びカルシウムの部分分布は,粒状原料粉末の表面上及び断面において互いに異なり,ナトリウム部分は粒状原料粉末及び上流位置で採取した材料の表面上及び断面においてケイ素部分の周囲にしばしば観察されたが,採取した材料の元素分布は上流から下流に向かってガラス化が進行するにつれてより均一になり,材料は最終的にガラスになった。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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ガラスの製造 
引用文献 (20件):
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