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J-GLOBAL ID：202102267635581388   整理番号：21A0191566

登山者見守りシステムにおける5Gの有用性の検証--中央アルプスにおける評価実験について--

Usability Evaluation of 5G in Mountain Climber Observation System:Evaluation Experiments in the Central Japanese Alps

著者 (5件)： 不破泰 ,  北辻佳憲 ,  酒井清一郎 ,  松永彰 ,  大河亮介
資料名： 通信ソサイエティマガジン  (B-Plus)
巻： 14  号： 3  ページ： 200-209(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： L6624A  ISSN： 1884-4863  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 山岳登山ブームの中,遭難者の増加が問題になっている.このことを背景に,我々は登山者見守りシステムを開発している.このシステムは,登山者の位置ログを作成し,このログから遭難の発生を自動的に判定し,安全・迅速に救助することを目的としている.そして,通信システムとして山全体をカバーするLPWA と,特定の遭難者の状況を高精細映像等で把握する5G を組み合わせて採用している.実際に中央アルプスにおいて,2018 年7 月からLPWA の実証実験を行い,更に2019 年10 月には5G 総合実証(評価実験)を行った.本稿では,主にこの5G の評価実験について述べ,5G の有用性とカバレージについて論じる.(著者抄録)

シソーラス用語： *移動通信 ,  スポーツ ,  レクリエーション ,  *山岳地 ,  *事故 ,  *遠隔監視 ,  無線伝送 ,  通信網 ,  GPS ,  事故防止 ,  実証実験 ,  無人機 ,  通信中継
準シソーラス用語： *5G ,  LPWA ,  ドローン ,  *山岳遭難 ,  中央アルプス ,  *登山 ,  特定小電力無線 ,  無線網 ,  見守りシステム

著者キーワード (3件)： 5G ,  山岳登山者見守り ,  LPWA

分類 (2件)： 移動通信  (ND08030H) ,  観光,レクリエーション  (RD04030J)

引用文献 (10件)：

• LoRa Alliance, “A technical overview of LoRaand LoRaWAN Technical Marketing Workgroup,”https://www.tuv.com/media/corporate/products_1/electronic_components_and_lasers/TUeV_Rheinland_Overview_LoRa_and_LoRaWANtmp.pdf(閲覧日:2020 年7 月21 日)
• 警察庁生活安全局地域課,“平成29 年における山岳遭難の概況,”https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/chiiki/H30yama_nenpou.pdf(閲覧日:2020 年7 月21 日)
• 吉本充宏,本多 亮,久保智弘,宮城洋介,田中義朗,福崎昭伸,安永隆一,畠中雅弘,“富士山おける登山者把握の取組“富士山チャレンジ”,” 日本火山学会2019 年度秋季大会予稿集, P106, p.216, Sept.2019.
• 庄島優矢,古庄裕貴,中西恒夫,“スマートフォンによる雪崩警戒/救助支援システム,” 情報処理学会 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2018 論文集,pp.270-276, June 2018.
• AUTHENTIC JAPAN(株),“COCOHELI,”https://hitococo.com/cocoheli/(閲覧日:2020 年7 月21日)

タイトルに関連する用語 (7件)： 登山 ,  見守りシステム ,  5G ,  有用性 ,  検証 ,  中央アルプス ,  評価実験