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J-GLOBAL ID：202102267891187599   整理番号：21A1071049

核形成定理により決定した二次核の臨界サイズは三成分共結晶における選択的核形成を明らかにする【JST・京大機械翻訳】

Critical Size of Secondary Nuclei Determined via Nucleation Theorem Reveals Selective Nucleation in Three-Component Co-Crystals

著者 (3件)： Gao Yang ,  Guo Baohua ,  Xu Jun
資料名： Entropy (Web)  (Entropy (Web))
巻： 21  号： 11  ページ： 1032  発行年： 2019年 
JST資料番号： U7179A  ISSN： 1099-4300  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二次核の臨界サイズは結晶成長速度の決定に重要な役割を果たす。過去において,核化定理を適用して,非結晶性成分による希釈による結晶成長速度の変化を介して,単一成分結晶の臨界核における分子数を決定した。本研究では,この方法を3成分共結晶ポリ(エチレンオキシド)/尿素/チオ尿素包接化合物に拡張した。理論的結晶成長速度論を推定し,尿素/チオ尿素中の尿素の質量分率に対する包接化合物球晶の半径方向成長速度の依存性を測定した。その結果,ポリ(エチレンオキシド)/尿素/チオ尿素包接化合物の二次核は主にエチレンオキシドの繰り返し単位と尿素分子から成ることが分かった。著者らは,尿素分子およびエチレンオキシド反復ユニットだけが,二次核を形成するために選択され,一方,3つの成分の共結晶化は,横方向拡散段階で起こることを提案した。その結果,臨界二次核の組成はバルク包接化合物結晶のそれとは異なった。本研究は多成分共結晶の核形成の理解を深めることが期待される。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *核形成 ,  球晶 ,  包接化合物 ,  原子核 ,  半径方向 ,  非晶質 ,  *臨界 ,  成長速度 ,  環状エーテル ,  ウレア化合物 ,  有機硫黄化合物
準シソーラス用語： *共結晶 ,  結晶成長速度 ,  共結晶化 ,  成長速度論 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 原子核の臨界サイズ ,  二次核 ,  共結晶 ,  包接化合物 ,  選択的核形成

分類 (2件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  有機化合物の結晶成長  (BK13070E)

物質索引 (3件)： エチレンオキシド ,  尿素 ,  チオ尿素

引用文献 (37件)：

• Schick, C.; Androsch, R.; Schmelzer, J.W.P. Homogeneous crystal nucleation in polymers. J. Phys. Condens. Matter 2017, 29, 453002.
• Schmelzer, J.; Röpke, G.; Priezzhev, V.B. Nucleation Theory and Applications; Wiley Online Library: Hoboken, NJ, USA, 2005; Volume 76.
• Xu, J.; Zhang, S.; Guo, B. Insights from polymer crystallization: Chirality, recognition and competition. Chin. Chem. Lett. 2017, 28, 2092-2098.
• Mutaftschiev, B. The Atomistic Nature of Crystal Growth; Springer Science & Business Media: Berlin, Germany, 2001; Volume 43.
• Volmer, M.; Weber, A. Keimbildung in übersättigten Gebilden. Z. Phys. Chem. 1926, 119, 277-301.

タイトルに関連する用語 (4件)： 核形成 ,  定理 ,  核 ,  共結晶