文献
J-GLOBAL ID:202102267896911779   整理番号:21A2113749

in vitroヒト消化器癌細胞におけるイリノテカンとSN38の細胞毒性と遺伝毒性に対するCAPE(Propolis成分)の拮抗効果【JST・京大機械翻訳】

Antagonistic Effects of CAPE (a Component of Propolis) on the Cytotoxicity and Genotoxicity of Irinotecan and SN38 in Human Gastrointestinal Cancer Cells In Vitro
著者 (4件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 658  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
胃腸癌の発生率は毎年増加している。結腸直腸癌および胃癌の治療に使用される薬剤であるイリノテカン(CPT-11)は,カルボキシルエステラーゼにより活性代謝物,SN-38に代謝され,それはより細胞毒性である。CAPE(カフェイン酸フェネチルエステル)はプロポリスの活性成分であり,高い抗菌,抗ウイルスおよび抗腫瘍作用を有する。本研究では,胃腸腫瘍細胞(HCT116,HT29,AGS)の培養におけるイリノテカンとその代謝産物SN-38の細胞毒性(MTTアッセイ),遺伝毒性(コメットアッセイ)およびアポトーシス促進(カスパーゼ-3/7活性)能に対するCAPEの影響について解析した。これら化合物の細胞毒性および遺伝毒性活性を,in vitroでヒト末梢血リンパ球(PBL)と比較し行った。CAPEの抗酸化能を,H_2O_2誘導酸化ストレスにおいて,腫瘍細胞とPBLの両方で調べた。CAPEはAGS,HCT116およびHT29腫瘍細胞に対する細胞毒性,遺伝毒性およびアポトーシス促進活性を発現した。異なる濃度のイリノテカンまたはSN38の存在下でCAPEは,これらの細胞株における細胞毒性,遺伝毒性およびアポトーシス促進活性を低下させたが,正常ヒト末梢血リンパ球に対してはそのような作用を示さなかった。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生薬の薬理の基礎研究  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  細胞生理一般  ,  腫ようの実験的治療 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
引用文献 (64件):
  • Wilke, H.; Bouche, O.; Rougier, P.; Kohne, C.-H. Irinotecan for the treatment of gastric cancer. Eur. J. Cancer Suppl. 2004, 2, 48-51.
  • Kopjar, N.; Želježić, D.; Vrdoljak, A.L.; Radić, B.; Ramić, S.; Milić, M.; Gamulin, M.; Pavlica, V.; Fucic, A. Irinotecan Toxicity to Human Blood Cells in vitro: Relationship between Various Biomarkers. Basic Clin. Pharmacol. Toxicol. 2007, 100, 403-413.
  • Kašuba, V.; Rozgaj, R.; Gamulin, M.; Trošić, I. Assessment of Cyto/Genotoxicity of Irinotecan in V79 Cells Using the Comet, Micronucleus, and Chromosome Aberration Assay. Arch. Ind. Hyg. Toxicol. 2010, 61, 1-9.
  • Fuchs, C.; Marshall, J.; Mitchell, E.; Wierzbicki, R.; Ganju, V.; Jeffery, M.; Schultz, J.; Richards, D.; Wang, B.; Morrison, M. A randomized trial of first-line irinotecan/fluoropymidine combinations with or without celecoxib in metastatic colorectal cancer (BICC-C). J. Clin. Oncol. 2006, 24, 3506.
  • Prasad, K.N.; Kumar, A.; Kochupillai, V.; Cole, W.C. High doses of multiple antioxidant vitamins: Essential ingredients in improving the efficacy of standard cancer therapy. J. Am. Coll. Nutr. 1999, 18, 13-25.
もっと見る

前のページに戻る