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J-GLOBAL ID:202102268291705672   整理番号:21A1130401

Phytophthora sojaeエフェクターAvr1dはE2競争者として機能し,感染を促進するGmPUB13のユビキチン化活性を阻害する【JST・京大機械翻訳】

Phytophthora sojae effector Avr1d functions as an E2 competitor and inhibits ubiquitination activity of GmPUB13 to facilitate infection
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資料名:
巻: 118  号: 10  ページ: e2018312118  発行年: 2021年 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Phytophthoraのような菌類病原体は,宿主免疫を操作し,感染を有利にするために,宿主細胞にエフェクターのレパートリーを分泌する。本研究では,RxLRエフェクターAvr1dがダイズ毛状根におけるPhytophthora sojae感染を促進することを見出した。酵母2ハイブリッドスクリーニングを用いて,Avr1dの宿主標的としてダイズE3ユビキチンリガーゼGmPUB13を同定した。共免疫沈降(Co-IP),ゲル浸潤及び等温滴定熱量測定(ITC)アッセイにより,Avr1dがin vivo及びin vitroの両方でGmPUB13と相互作用することを確認した。さらに,Avr1dがGmPUB13のE3リガーゼ活性を阻害することを見出した。GmPUB13との複合体における結晶構造Avr1dを解き,Avr1dがGmPUB13上のE2ユビキチン抱合酵素の結合部位を占めることを明らかにした。これと一致して,Avr1dはin vitroでGmPUB13結合に対するE2ユビキチン抱合酵素と競合し,それによりGmPUB13のE3リガーゼ活性を低下させた。一方,GmPUB13のユビキチンリガーゼ活性の不活性化はGmPUB13分解を遮断することによりGmPUB13を安定化することを見出した。ダイズ毛状根におけるGmPUB13のサイレンシングはP.sojae感染を減少させ,GmPUB13が感受性因子として作用することを示唆した。まとめると,本研究は,Avr1dがGmPUB13 E3リガーゼ活性を抑制し,それによってPhytophthora感染を促進するために感受性因子GmPUB13を安定化するために,Avr1dがGmPUB13結合に対してE2と競合するPhytophthoraエフェクターの病原性機構を強調する。この研究は,Phytophthora エフェクターによる宿主標的の調節に対する構造的基礎を明らかにし,植物耐性育種をブースティングするのに役立つであろう。Copyright 2021 The Author(s). Published by PNAS. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素一般  ,  微生物感染の生理と病原性  ,  分子構造 

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