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J-GLOBAL ID：202102268398279100   整理番号：21A0457112

アフリカツメガエルにおける変態および創傷応答中の増殖性膵島1陽性細胞の導出【JST・京大機械翻訳】

Derivation of proliferative islet1-positive cells during metamorphosis and wound response in Xenopus

著者 (5件)： Umezawa Saki (Department of Life Science, Faculty of Science, Rikkyo University, Tokyo, Japan) ,  Miyakawa Miho (Department of Life Science, Faculty of Science, Rikkyo University, Tokyo, Japan) ,  Yamaura Takashi (Department of Life Science, Faculty of Science, Rikkyo University, Tokyo, Japan) ,  Kubo Hideo (Department of Membrane Biochemistry, Tokyo Metropolitan Institute of Medical Science, Tokyo, Japan) ,  Kinoshita Tsutomu (Department of Life Science, Faculty of Science, Rikkyo University, Tokyo, Japan)
資料名： Histochemistry and Cell Biology  (Histochemistry and Cell Biology)
巻： 155  号： 1  ページ： 133-143  発行年： 2021年 
JST資料番号： B0137C  ISSN： 0948-6143  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 哺乳類の心臓では,心筋細胞は,出生前に損傷後に増殖し,再生する一時的な能力を保持し,出生後直ちに増殖能を失う。膵島1陽性細胞を含む心臓前駆細胞は哺乳類における心臓修復と再生に寄与しないことも知られている。対照的に,ゼブラフィッシュ,両生類および爬虫類の心臓は,生命を通して再生能力を維持する。ここでは,Xenopus laevisを用いた心臓発生および心室後切除中の心臓細胞の増殖能を,特に島1を中心に分析した。免疫組織化学検査は,膵島1陽性細胞が広範囲の心室に存在し,変態後に高い分割能を維持することを示した。興味深いことに,膵島1陽性細胞は変態の1年後にも保存され,その幾つかはトロポミオシン発現を示した。細胞資源としての膵島1陽性細胞の可能性を評価するために,変態後3か月の成人心臓を用いて,心臓切除に対する膵島1応答を分析した。先端領域における島1の一過性遺伝子活性化を切断後1日以内に検出した。組織学的分析は,膵島1陽性細胞が,1日前(dpa)で切除面の近傍に出現し,トロポミオシン陽性とトロポミオシン陰性領域の両方で3dpaで増加したことを明らかにした。ビオチン化デキストランアミン(BDA)による血管標識分析は,トロポミオシン陰性領域における島1陽性細胞が心臓血管と密接に関連することを示した。さらに,この時点での分割能力はピークに達した。切除された領域は3カ月後までトロポミオシン陽性心筋細胞で治癒した。これらの結果は,Xenopus laevisにおける血管新生と心臓形成のための細胞資源としての島1陽性細胞の役割を示唆する。Copyright Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 血管 ,  心臓 ,  遺伝子 ,  心室 ,  哺乳類 ,  爬虫類 ,  トロポミオシン ,  *アフリカツメガエル ,  ゼブラフィッシュ ,  *ランゲルハンス島 ,  血管新生 ,  免疫組織化学 ,  心筋細胞 ,  出生 ,  心臓形成 ,  脊椎動物 ,  *ピパ科

著者キーワード (4件)： 心臓の発達 ,  膵島1 ,  心臓前駆体 ,  Xenopus laevis

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (8件)： アフリカツメガエル ,  変態 ,  創傷 ,  応答 ,  増殖 ,  膵島 ,  細胞 ,  導出