文献

J-GLOBAL ID：202102268491073520   整理番号：21A0526961

卵白アルブミンからウイルス様粒子への広範囲にわたる細孔対吸着質サイズ比の関数としてのアガロースおよびギガポーラスクロマトグラフィー媒体の性能【JST・京大機械翻訳】

Performance of agarose and gigaporous chromatographic media as function of pore-to-adsorbate size ratio over wide span from ovalbumin to virus like particles

著者 (6件)： Yang Yanli (State Key Laboratory of Biochemical Engineering, Institute of Process Engineering, Chinese Academy of Sciences, Beijing 100190, PR China) ,  Yu Mengran (State Key Laboratory of Biochemical Engineering, Institute of Process Engineering, Chinese Academy of Sciences, Beijing 100190, PR China) ,  Yu Mengran (Present address: Global Life Sciences Technologies (Shanghai) Co., Ltd, Shanghai 201203, PR China) ,  Ma Guanghui (State Key Laboratory of Biochemical Engineering, Institute of Process Engineering, Chinese Academy of Sciences, Beijing 100190, PR China) ,  Su Zhiguo (State Key Laboratory of Biochemical Engineering, Institute of Process Engineering, Chinese Academy of Sciences, Beijing 100190, PR China) ,  Zhang Songping (State Key Laboratory of Biochemical Engineering, Institute of Process Engineering, Chinese Academy of Sciences, Beijing 100190, PR China)
資料名： Journal of Chromatography A  (Journal of Chromatography A)
巻： 1638  ページ： Null  発行年： 2021年 
JST資料番号： C0278B  ISSN： 0021-9673  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2つの市販のアガロースイオン交換媒体,DEAE-CaptoとDEAE-Sepharose FF(DEAE-FF),および2つのギガ多孔性媒体DEAE-AP-120nmとDEAE-AP-280nmを,2.9nmから14.1nmまでの大きなスパンを有する5つの蛋白質の吸着におけるそれらの適応性のために評価し,それは,オボアルブミン,ウシ血清アルブミン(BSA),ハプトグロビン,チログロブリンおよびB型肝炎表面抗原(HBsAg)ウイルス様粒子を含んだ。4つの媒体の平均細孔半径は,それぞれ6.9nm,18.5nm,59.4nmと139.3nmであり,それはDEAE-CaptoとDEAE-FFの対数正規分布と2つのDEAE-AP媒体のための二峰性Gauss分布によって得た。これらの5つのモデル蛋白質の吸着に対する相比,静的および動的結合容量,および輸送特性を含むこれらの4つの媒体の性能を,細孔-吸着サイズ比の関数として研究し,比較した。細孔対吸着サイズの最良の比率は蛋白質サイズに依存した。2.9nm(卵白アルブミン)から5.4nm(BSA)までの半径を有する蛋白質に対して,アガロース媒体は,ギガ多孔性媒体より優れていた。静的および動的吸着容量の両方が細孔径の増加とともに減少し,最も高い値は約2倍の最小細孔対吸着サイズで得られたが,最大アクセス可能表面積は細孔対吸着サイズ比約16~20で得られた。5.4nmまたはそれ以上の半径の蛋白質に対して,それらの吸着容量は,最初に減少し,次に,細孔対吸着サイズの比率の増加とともに増加し,そして,最も高い値は,より迅速な拡散性およびより大きなアクセス可能な表面積を提供することができた,ギガ多孔性媒体DEAE-AP-280nm上で得られた。しかし,14.1nm(HBsAg)の半径を持つ蛋白質は,同じ細孔対吸着サイズ比において他の蛋白質と比較してはるかに低い容量を有し,大きな蛋白質が満足な容量を達成するためにより大きな細孔対吸着サイズ比を必要とすることを意味した。5つの試験した蛋白質全てについて,最小細孔半径と分枝デキストラン鎖を持つDEAE-Capto培地は,より高い吸着容量と取込速度の両方に関してDEAE-FFより優れており,大きな蛋白質に対する影響は小さいものよりはるかに小さいが,大きなサイズにわたる蛋白質上では「鎖デリバリー効果」が大きなサイズにわたる蛋白質上で起こることを示唆した。本研究の結果は,クロマトグラフィー媒体の細孔径と吸着物サイズの関係がクロマトグラフィー挙動に相互作用的に影響する方法に関するより多くの情報を提供し,従って,与えられたサイズの生物製剤のための適切な吸着剤の選択のための一般的な指針を提供するであろう。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *吸着 ,  相互作用 ,  イオン交換体 ,  *クロマトグラフィー ,  *卵白アルブミン ,  生物学的製剤 ,  タンパク質 ,  チログロブリン ,  吸着剤 ,  *媒質 ,  吸着速度
準シソーラス用語： ウシ血清アルブミン ,  *ウイルス様粒子 ,  吸着容量 ,  *アガロース , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 細孔サイズ ,  蛋白質サイズ ,  イオン交換媒体 ,  細孔対吸着質サイズ比 ,  吸着容量 ,  吸着速度論

分類 (2件)： クロマトグラフィー,電気泳動  (CC01050S) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (8件)： 卵白アルブミン ,  ウイルス様粒子 ,  細孔 ,  吸着質 ,  サイズ ,  関数 ,  アガロース ,  媒体