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J-GLOBAL ID:202102268604062997   整理番号:21A0003655

癌PDT/PTT療法のための安定性および活性酸素種生成を増強するためのアニオン性水性ポリウレタンナノ粒子中にカプセル化された黒リン量子ドット【JST・京大機械翻訳】

Black phosphorus quantum dots encapsulated in anionic waterborne polyurethane nanoparticles for enhancing stability and reactive oxygen species generation for cancer PDT/PTT therapy
著者 (6件):
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巻:号: 46  ページ: 10650-10661  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2382A  ISSN: 2050-750X  CODEN: JMCBDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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優れた生体適合性,優れた光熱および光力学的有効性を有する黒リン量子ドット(BPQDs)は癌治療において大きな注目を集めている。しかし,BPQDの低い環境安定性および貧弱な分散性は,それらの実用化を制限する。本研究では,生体適合性アニオン性水性ポリウレタン(WPU)ナノ粒子をひまし油から合成し,BPQDsをカプセル化した。約13.8%(w/w)のBPQD負荷容量を有するWPU-BPQDsは,BPQDsの光熱効率に影響することなく,著しく改善された分散および環境安定性を示した。興味深いことに,WPUカプセル化はBPQDの活性酸素種(ROS)生成における顕著な増強をもたらし,それは裸のBPQDsと比較してカプセル化されたBPQDの増強された光力学的有効性を示した。BPQDのROS生成効率に及ぼす溶液pHの影響およびBPQD分解によるpH変化を調べ,可能な機構を検討した。酸性溶液中で,ROS生成は抑制されたが,BPQD分解は溶液の酸性化につながった。幸いことに,WPUナノ粒子内部にカプセル化された後,BPQDの分解速度は遅くなったが,BPQD周辺の酸性環境は,内部COO-と外部NH(Et_3)+から成る特別な電気化学二重層を有するWPUナノ粒子によって有利に調節され,従って,裸のBPQDsと比較して,WPU-BPQDs-ブースト生成ROSの付与を与えた。望ましくない酸性腫瘍環境を考慮すると,WPU-BPQDsのこのユニークなpH調節効果はin vivo光力学的有効性に有益である。in vitroおよびin vivo実験は,WPU-BPQDsが光線力学療法(PDT)を効果的に改善し,優れた光熱療法(PTT)効果を維持することを示した。優れた分散性,生体適合性および容易な生分解性と共に,WPU-BPQDsはPDT/PTT癌治療のための有望な薬剤である。Copyright 2021 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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固体デバイス製造技術一般 
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