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J-GLOBAL ID:202102269779625183   整理番号:21A2363812

ジベレリン酸はABA経路オーソログの転写物存在度を修飾し,早期および中期種子におけるセイヨウミザクラ(Prunus avium)果実成熟を調節する【JST・京大機械翻訳】

Gibberellic Acid Modifies the Transcript Abundance of ABA Pathway Orthologs and Modulates Sweet Cherry (Prunus avium) Fruit Ripening in Early- and Mid-Season Varieties
著者 (8件):
資料名:
巻:号: 12  ページ: 1796  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7261A  ISSN: 2223-7747  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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いくつかの植物ホルモンは,アブシシン酸(ABA)によって誘発された非クライマクテリック果実における成熟を調節する。ジベレリン(GAs)は,スイートチェリー果実における熟成の開始時に存在し,外因性ジベレリン酸(GA3)適用は成熟を遅延させ,この効果は品種依存性である。ABA蓄積遅延はGA3処理後に報告されているが,GAがこの過程を調節する機構は,スイートチェリーの分子レベルでは研究されていない。したがって,本研究の目的は,異なる成熟時間表現型を持つ2品種におけるABA経路オーソログの果実成熟過程および転写レベルに及ぼすGA3の影響を分析することである。初期季節品種は黄色からピンク果実色への急速な遷移を有したが,ピンク色開始は中期品種において長かった。GA3は,両品種で熟度で軽い着色果実の割合を増加させたが,中期品種ではIADa成熟指数の遅延を生じた。この遅延は,ABA経路の推定陰性調節因子であるPavPP2Csの転写産物量の増加を伴った。一方,初期品種は,GA3処理後のPavCYP707A2a推定ABA異化遺伝子の発現を増加させ,PavPP2CsとSnRK2の転写レベルを減少させた。これらの結果から,GAは果実成熟を調節し,スイートチェリーにおけるABA経路との相互作用により部分的にその作用を発揮することを示した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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果樹  ,  植物ホルモン 
物質索引 (1件):
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引用文献 (71件):
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