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J-GLOBAL ID：202102270306060595   整理番号：21A1821045

直接繊維供給射出成形プロセスで製造したガラス繊維/炭素繊維強化ポリプロピレンハイブリッド複合材料の引張特性【JST・京大機械翻訳】

Tensile Properties of Glass Fiber/Carbon Fiber Reinforced Polypropylene Hybrid Composites Fabricated by Direct Fiber Feeding Injection Molding Process

著者 (6件)： Yan Xiaofei (Kyoto Institute of Technology, Sakyo-ku, Japan) ,  Uawongsuwan Putinun (King Mongkut’s University of Technology North Bangkok, Bangkok, Thailand) ,  Murakami Masuo (Kyoto Institute of Technology, Sakyo-ku, Japan) ,  Imajo Akihiko (Kyoto Institute of Technology, Sakyo-ku, Japan) ,  Yang Yuqiu (Donghua University, Shanghai, China) ,  Hamada Hiroyuki (Kyoto Institute of Technology, Sakyo-ku, Japan)
資料名： ASME Conference Proceedings  (ASME Conference Proceedings)
号： IMECE2016  ページ： Null  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0478C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文は,主に,直接繊維供給注入(DFFIM)プロセスと名付けた新しい射出成形工程によって作られたガラス繊維(GF)/炭素繊維(CF)強化ポリプロピレン(PP)ハイブリッド複合材料の引張特性に及ぼす結合の影響を論じた。それは,主に,複合材料システムにおけるカップリング剤の機能と,複合材料の引張特性に関するカップリング剤(PA6とMAPP)の種々の含有量を論じる2つの部分に分割される。DFFIM進展は,ハイブリッド複合材料を作るために射出成形機のバレルに連続炭素繊維を直接供給する新しい方法である。連続CFロービングストランドを射出バレルの脱揮発ユニットのベントに誘導し,可塑化プロセス中のスクリューの剪断運動によってメルトに供給した。複合材料を作るためにDFFIMプロセスを使用することによって,押出調合の間の繊維摩滅は除去されるであろう。それは,材料コストの低減における大きな改善である。また,従来の複合材料市場価値チェーンにおける強化調合ペレットのコストも,より低かった。ポリアミド6(PA6),マレイン酸無水物グラフト化ポリプロピレン(MAPP)またはそれらの両方をDFFIMプロセスの間にペレットと混合し,PA6とMAPPをCF/GF強化PPシステムのカップリング剤として使用した。各ハイブリッド複合材料中のCFとGF含有量を試験し,複合材料の引張特性に及ぼす繊維の影響を分析した。通常,複合材料中の繊維とマトリックス間の良好な界面結合,複合材料の良好な引張特性を示した。それで,ハイブリッド複合材料におけるCFとPPの間の界面結合に及ぼすカップリング剤(PA6とMAPP)の影響を,最初に分析した。そして,次に,GF/PP複合材料とGF/CF強化PPハイブリッド複合材料の引張特性に及ぼすPA6とMAPPの種々の含有量の影響を研究した。PA6の添加は界面結合を改善しないが,MAPPの添加はCFとPP間の結合に少しの改善を示すことが分った。そして,共カップリング剤としてPA6とMAPPを用いるとき,複合材料の引張特性は大いに増加した。また,DFFIMプロセスで作られたハイブリッド複合材料のコア層に繊維凝集があり,一方,通常の射出成形プロセスの条件ではそのような現象は起こらなかった。カップリング剤のないハイブリッド複合材料の引張強度がGF/PP複合材料より弱い主な理由である。そして,複合材料の引張弾性率はかなり増加した。これは高い引張弾性率を持つ炭素繊維の添加によるものである。1wt%PA6の複合材料の条件では1wt%PA6は引張特性にプラス効果を示し,PA6はPA6量が改善された時に負の役割を示した。ある範囲では,MAPP-PA6複合材料の系中のMAPPの量が多く,複合材料の引張特性が良かった。そして,MAPPは複合材料の引張特性にプラスの効果を有した。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 界面 ,  凝集 ,  剪断 ,  摩耗 ,  チェーン ,  *ガラス繊維 ,  可塑化 ,  射出成形機 ,  *炭素繊維 ,  引張強さ ,  カップリング剤 ,  ベント ,  メルト
準シソーラス用語： 引張弾性係数 ,  *引張特性 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 射出成形  (YH04050Y) ,  機械的性質  (YH02022L)

タイトルに関連する用語 (8件)： 繊維 ,  射出成形プロセス ,  ガラス繊維 ,  炭素繊維 ,  強化 ,  ポリプロピレン ,  ハイブリッド複合材料 ,  引張特性