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J-GLOBAL ID:202102270390235033   整理番号:21A1295435

イタリア人集団における食事性カドミウム摂取量を推定するための方法論の比較【JST・京大機械翻訳】

Comparison of Methodologies to Estimate Dietary Cadmium Intake in an Italian Population
著者 (12件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 2264  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7208A  ISSN: 1660-4601  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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カドミウムは,ヒトに有毒である金属であり,非喫煙一般住民におけるカドミウム曝露の主要源は食事である。主要な食物源を同定し,食事からのより低い曝露を同定するために,食事カドミウム摂取量の正確な推定が必要である。したがって,本研究の目的は,食品頻度アンケート(FFQ)を用いるとき,バイオマーカー測定を用いて食事カドミウム摂取量を評価し,食事カドミウム摂取量の推定を改善する方法を開発することである。イタリア人集団のランダムサンプルにおいて,FFQにより食習慣を収集し,食品および飲料中のカドミウムを測定した。これらのデータを用いて,体重(bw)(WDIFFQ)のキログラム(kg)によるカドミウム(g)の推定毎週食事摂取量(WDI)を計算した。誘導結合プラズマ質量分析により空腹時血清カドミウムレベルも測定した。これらのデータを用いて,バイオマーカー由来食事カドミウム摂取量(WDIbio)の推定のためのモデルを開発した。募集した51人の被験者において,血清カドミウムの中央値レベルは0.041g/L(四分位範囲(IQR):0.0300.054)であった。WDIFFQとWDIbioの中央値は,それぞれ1.34g/kg bw/週(IQR:0.861.70)と0.72g/kg bw/週(IQR:0.551.11)であった。2つの推定値間の相関は,低から中程度(r=0.291)であった。探索分析において,相関は<50歳で女性と参加者でわずかに高く,ボディマスインデックス<25kg/m2と喫煙者の参加者で顕著に高かった。本アプローチは,バイオマーカーで測定した全カドミウム曝露から分離される食事寄与を可能にした。推定食事カドミウム摂取量は,特に選択サブグループにおいてFFQを用いて推定したものとほぼ同じであった。バイオマーカー由来食事カドミウム摂取アプローチへの今後の精密化は,カドミウム曝露の付加的発生源,ならびにその吸収と代謝に影響する因子を考慮すべきである。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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食品の汚染  ,  重金属とその化合物一般 
引用文献 (59件):
  • Vinceti, M.; Venturelli, M.; Sighinolfi, C.; Trerotoli, P.; Bonvicini, F.; Ferrari, A.; Bianchi, G.; Serio, G.; Bergomi, M.; Vivoli, G. Case-control study of toenail cadmium and prostate cancer risk in Italy. Sci. Total Environ. 2007, 373, 77-81.
  • Jablonska, E.; Socha, K.; Reszka, E.; Wieczorek, E.; Skokowski, J.; Kalinowski, L.; Fendler, W.; Seroczynska, B.; Wozniak, M.; Borawska, M.H.; et al. Cadmium, arsenic, selenium and iron: Implications for tumor progression in breast cancer. Environ. Toxicol. Pharmacol. 2017, 53, 151-157.
  • Van Maele-Fabry, G.; Lombaert, N.; Lison, D. Dietary exposure to cadmium and risk of breast cancer in postmenopausal women: A systematic review and meta-analysis. Environ. Int. 2016, 86, 1-13.
  • Arnich, N.; Sirot, V.; Riviere, G.; Jean, J.; Noel, L.; Guerin, T.; Leblanc, J.C. Dietary exposure to trace elements and health risk assessment in the 2nd French Total Diet Study. Food Chem. Toxicol. 2012, 50, 2432-2449.
  • Satarug, S.; Vesey, D.A.; Gobe, G.C. Kidney Cadmium Toxicity, Diabetes and High Blood Pressure: The Perfect Storm. Tohoku J. Exp. Med. 2017, 241, 65-87.
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