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J-GLOBAL ID:202102270422832522   整理番号:21A0999290

小胞体蛋白質Nogo-BはKupffer細胞分極の調節を介してアルコール性肝疾患を促進する【JST・京大機械翻訳】

An endoplasmic reticulum protein, Nogo-B, facilitates alcoholic liver disease through regulation of kupffer cell polarization
著者 (14件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 1720-1734  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0889A  ISSN: 0270-9139  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Nogo-B(Reticulon 4B)はER構造と機能を調節する小胞体(ER)常在蛋白質である。ERストレスはM2マクロファージ分極を誘導することが知られているので,Nogo-BがKupffer細胞のM1/M2分極を調節し,アルコール性肝疾患(ALD)の病因を変化させるかどうかを検討した。M1とM2表現型を,ALD患者(NCT01875211)からの肝臓標本におけるNogo-B発現と疾患重症度に関して評価した。対照またはLieber-DeCarliエタノール液体飼料(5%エタノール)を6週間与えた野生型(WT)およびNogo-Bノックアウト(KO)マウスからの肝臓標本を,肝臓損傷および脂肪変性に対して分析した。WTおよびNogo-B KOマウスから分離したKupffer細胞をM1およびM2活性化について評価した。有意な正相関が,ALD患者におけるNogo-B陽性Kupffer細胞と疾患重症度の間に観察された(n=30,r=0.66,P=0.048)。さらに,Nogo-B陽性Kupffer細胞は,M1活性化(誘導一酸化窒素シンターゼ)(r=0.50,P=0.05)と相関し,これらの患者におけるM2状態(CD163)(r=-0.48,P=0.07)のマーカーと負に相関した。WTマウスは,慢性エタノール給餌に応答して,Nogo-B KOマウスと比較して,肝臓損傷(P<0.05)および肝臓トリグリセリドレベル(P<0.01)が有意に増加した。Kupffer細胞におけるNogo-BはM1分極を促進したが,Nogo-Bの不在はKupffer細胞においてERストレスとM2分極を増加させた。【結語】Nogo-BはKupffer細胞のM1分極の許容であり,それによってヒトおよびマウスにおけるALDにおける肝臓損傷を亢進する。Kupffer細胞のNogo-BはALDの新しい治療標的であるかもしれない。(Hepatology 2017;65:720-1734)。Copyright 2021 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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細胞生理一般  ,  循環系の基礎医学  ,  生物学的機能 
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