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J-GLOBAL ID：202102270556446269   整理番号：21A2800953

アドレノメデュリンは糖尿病ラットの勃起機能の脂肪組織由来幹細胞誘導回復を仲介する【JST・京大機械翻訳】

Adrenomedullin Mediates Adipose Tissue-Derived Stem Cell-induced Restoration of Erectile Function in Diabetic Rats

著者 (7件)： Nishimatsu Hiroaki (The Department of Urology, Faculty of Medicine, University of Tokyo, Bunkyo-ku, Tokyo, Japan) ,  Suzuki Etsu (Institute of Medical Science, St. Marianna University School of Medicine, Miyamae-ku, Kawasaki, Japan) ,  Kumano Shintaro (The Department of Urology, Faculty of Medicine, University of Tokyo, Bunkyo-ku, Tokyo, Japan) ,  Nomiya Akira (The Department of Urology, Faculty of Medicine, University of Tokyo, Bunkyo-ku, Tokyo, Japan) ,  Liu Miao (The Department of Urology, Faculty of Medicine, University of Tokyo, Bunkyo-ku, Tokyo, Japan) ,  Kume Haruki (The Department of Urology, Faculty of Medicine, University of Tokyo, Bunkyo-ku, Tokyo, Japan) ,  Homma Yukio (The Department of Urology, Faculty of Medicine, University of Tokyo, Bunkyo-ku, Tokyo, Japan)
資料名： Journal of Sexual Medicine  (Journal of Sexual Medicine)
巻： 9  号： 2  ページ： 482-493  発行年： 2012年 
JST資料番号： W3225A  ISSN： 1743-6095  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 勃起障害(ED)は主要な健康問題である。糖尿病患者はEDに対する一般的な治療により難治性であることが知られている。EDに対するより良い治療を検討するため,糖尿病ラットモデルを用い,EDに与える脂肪由来幹細胞(ASC)の影響を検討した。また,ASCにより産生されたサイトカインを分析し,勃起機能のASC誘導回復に関与する。雄性Wistarラットにストレプトゾトシン(STZ)を注射して糖尿病を誘発した。ASCまたはアデノウイルスをSTZ投与6週後に陰茎に注入した。勃起機能,陰茎組織学および蛋白質発現を,ASCまたはアデノウイルスの注射の4週後に分析した。内圧と平均動脈圧を測定し,勃起機能を評価した。陰茎の形態は,弾性van Gieson染色と免疫組織化学によって分析した。血管内皮細胞(VEC)に特異的な蛋白質の発現をウェスタンブロット分析により評価した。ASCは,特にVECの成長因子を含む培地で培養した場合,勃起機能を回復する。この回復は海綿体の組織学の改善と関連し,VE-カドヘリンおよび内皮一酸化窒素シンターゼ(eNOS)のようなVECマーカーの発現を増加させた。ヒト褐色細胞腫組織から分離した血管活性ペプチドであるアドレノメデュリン(AM)の発現がノックダウンされたとき,EDに及ぼすASCの影響は有意に減少した。AMのノックダウンはVE-カドヘリンとeNOSの発現減少と関連していた。さらに,アデノウイルス感染により誘導されたAMの過剰発現は,これらの糖尿病ラットにおける勃起機能を有意に改善した。AMの過剰発現はVE-カドヘリンとeNOSの発現増加と関連していた。これらの結果は,ASCが勃起機能を回復する可能性を有し,ASCにより産生されるAMが勃起機能の回復において主要な役割を果たすことを示唆した。Nishimasu H,Suzuki E,Kumano S,Nomiya A,Liu M,Kume H,およびHomma Y.アドレノメデュリンは,糖尿病ラットにおける勃起機能の脂肪組織由来幹細胞誘導回復を仲介する。J Sex Med 2012;9:482-493。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 血管 ,  ペプチド ,  アデノウイルス科 ,  タンパク質 ,  *糖尿病 ,  ヒト ,  陰茎 ,  内皮 ,  サイトカイン ,  一酸化窒素シンターゼ ,  ウェスタンブロット法 ,  免疫組織化学
準シソーラス用語： *アドレノメデュリン ,  過剰発現 ,  *糖尿病ラット , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 遺伝子治療 ,  細胞療法 ,  アドレノメデュリン

分類 (2件)： 泌尿生殖器の基礎医学  (GM01020T) ,  代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J)

タイトルに関連する用語 (7件)： アドレノメデュリン ,  糖尿病ラット ,  勃起機能 ,  脂肪組織由来幹細胞 ,  誘導 ,  回復 ,  仲介