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J-GLOBAL ID：202102270620476944   整理番号：21A3263960

クロダイA.schlegeliiの肝臓脂質蓄積に対する食餌性大型藻類Saccharina japonicaの抑制機構【JST・京大機械翻訳】

The suppressive mechanism of dietary macroalgae Saccharina japonica against hepatic lipid accumulation in black seabream A. schlegelii

著者 (7件)： Yu Chuanqi (Guangdong Provincial Key Laboratory of Marine Biotechnology, Institute of Marine Sciences, Shantou University, Shantou, 515063, China) ,  Lin Fan (Guangdong Provincial Key Laboratory of Marine Biotechnology, Institute of Marine Sciences, Shantou University, Shantou, 515063, China) ,  Liu Guoquan (Guangdong Provincial Key Laboratory of Marine Biotechnology, Institute of Marine Sciences, Shantou University, Shantou, 515063, China) ,  Yu Jun (Guangdong Provincial Key Laboratory of Marine Biotechnology, Institute of Marine Sciences, Shantou University, Shantou, 515063, China) ,  Li Shengkang (Guangdong Provincial Key Laboratory of Marine Biotechnology, Institute of Marine Sciences, Shantou University, Shantou, 515063, China) ,  Wen Xiaobo (Guangdong Provincial Key Laboratory of Marine Biotechnology, Institute of Marine Sciences, Shantou University, Shantou, 515063, China) ,  Wen Xiaobo (College of Marine Sciences, South China Agricultural University, Guangzhou 510642, China)
資料名： Aquaculture  (Aquaculture)
巻： 547  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： E0784A  ISSN： 0044-8486  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 肝臓脂質蓄積(HLA)は,養殖魚種における肝臓疾患の発生に対する主要な危険因子であり,深刻な健康問題をもたらし,収穫収量を減少させ,その結果,経済的損失をもたらす。大型藻類Saccharina japonica(SJ)は哺乳類におけるHLAを減少させることが報告されているが,魚類におけるHLAに対する食餌性SJの影響および根底にあるメカニズムは不明である。本研究は,重要な海洋経済魚であるクロダイ(A.schlegelii)のHLAに及ぼす食餌SJの影響を調べることを目的とした。幼若黒海(2.78±0.16g)を,90日間SJ(0,2.5および10%)の3水準の食餌を与え,次に,血液および肝臓組織を,生化学,組織学的および多重染色体分析のために抽出した。本研究は,2.5%と10%のSJの食事補給が,血清脂質含量の低下とアミノトランスフェラーゼの活性を含むHLA関連パラメータを改善することを示した。一方,組織学的分析は,食餌SJが肝細胞における脂質液胞を減少させることを示した。差次的発現遺伝子(DEG)のトランスクリプトーム解析は,一次胆汁酸生合成におけるすべてのDEGと不飽和脂肪酸の生合成が,それぞれSJ2.5%群とSJ10%群で下方制御されたことを示した。そのうえ,オートファジーの調節におけるすべてのDEGは,SJ2.5%とSJ10%群で,SJ0%群と比較して上方制御された。さらに,特異的に発現した代謝産物(DEM)のメタボローム分析は,脂質代謝がSJ補給群における経路の主要なタイプであることを見出した。さらに,脂質代謝に関連する遺伝子およびゲノム(KEGG)経路の京都エンシクロペディアにおいて共富化されたDEGおよびDEMの両方の分析は,SJ0%グループと比較して,有意な濃縮経路がSJ2.5%およびSJ10%グループにおける一次胆汁酸生合成,グリセロリン脂質代謝,不飽和脂肪酸の生合成および脂肪酸生合成代謝であることを見出した。しかし,SJ10%とSJ2.5%群の間で共濃縮する経路はなかった。要するに,2.5%および10%のSJ補給飼料は,オートファジーを促進し,脂肪酸および胆汁酸の合成を阻害することにより,黒海の血清脂質含量およびHLAを減少させる可能性がある。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 生合成 ,  不飽和脂肪酸 ,  トランスアミナーゼ ,  遺伝子 ,  液胞 ,  *脂質 ,  代謝産物 ,  胆汁酸 ,  哺乳類 ,  脂質代謝 ,  アップレギュレーション ,  危険因子 ,  肝細胞 ,  オートファジー
準シソーラス用語： メタボローム , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 海産魚 ,  肝臓 ,  脂質代謝 ,  多重オミクス

分類 (5件)： 動物に対する影響  (EE05040R) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  異種生物間相互作用  (EE01050A) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  酵素生理  (EJ02020P)

タイトルに関連する用語 (6件)： クロダイ ,  肝臓脂質 ,  蓄積 ,  食餌 ,  大型藻類 ,  Saccharina