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J-GLOBAL ID：202102271667672198   整理番号：21A0017872

アマニチン産生キノコにおけるMSDINファミリーメンバーの多様性とMSDINおよびプロリルオリゴペプチダーゼ遺伝子の系統発生【JST・京大機械翻訳】

Diversity of MSDIN family members in amanitin-producing mushrooms and the phylogeny of the MSDIN and prolyl oligopeptidase genes

著者 (6件)： He Zhengmi (College of Life Science, Hunan Normal University, Changsha, China) ,  Long Pan (College of Life Science, Hunan Normal University, Changsha, China) ,  Fang Fang (College of Life Science, Hunan Normal University, Changsha, China) ,  Li Sainan (College of Life Science, Hunan Normal University, Changsha, China) ,  Zhang Ping (College of Life Science, Hunan Normal University, Changsha, China) ,  Chen Zuohong (College of Life Science, Hunan Normal University, Changsha, China)
資料名： BMC Genomics (Web)  (BMC Genomics (Web))
巻： 21  号： 1  ページ： 1-18  発行年： 2020年 
JST資料番号： U7048A  ISSN： 1471-2164  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 主にAmanita,GalerinaおよびLepiotaに分布するアマニチン産生キノコは,プロリルオリゴペプチダーゼ(POP)により触媒される多くのシクロペプチドの生合成のためのMSDIN遺伝子ファミリーを有する。最近,トランスクリプトーム配列決定は,これらの致死マッシュルームにおけるMSDINおよびPOP遺伝子を採掘する効率的な方法であることが証明されている。今まで,北アメリカとA.isperialis由来のA.palloidesとA.bisporigeraとアジアからのA.limosaはトランスクリプトーム分析に基づいて研究されている。しかし,中国の多くのアマニチン産生キノコのMSDINとPOP遺伝子は未研究のままである。したがって,これらの種のトランスクリプトームは分析する必要がある。本研究では,10のAmanita種,2つのGalerina種およびLepiota venenataからのMSDINおよびPOP遺伝子を研究し,それらのMSDINおよびPOP遺伝子の系統発生関係を分析した。トランスクリプトーム配列決定とPCRクローニングを通して,19のPOP遺伝子と151のMSDIN遺伝子は,α-アマニチン,β-アマニチン,ファラシシン,ファロイジン,および94の未知ペプチドを含む98の非重複シクロペプチドをコード化して,これらの種で見つかった。系統発生分析は,(1)MSDIN遺伝子が属の分類に依存して一般的にクラスタ化されるが,Amanita MSDIN遺伝子は化学物質に依存してクラスタ化されることを示した。(2)Amanita,GalerinaおよびLepiotaのPOPA遺伝子はクラスタ化され,3つの異なるグループに分離されたが,3つの異なる属のPOPB遺伝子は高度に支持された単系統群に分類された。これらの結果から,致死Amanita種は多数のシクロペプチドを生産する遺伝的能力を持ち,その多くは未知であるが,致死Galerina及びLepiota種はα-アマニチンを生産する遺伝的能力のみを持つようである。さらに,Amanita,GalerinaおよびLepiotaのPOPB系統発生は3つの属の分類学的状態と一致しており,これらの3つの属の間で,根底にある水平遺伝子移動が生じていることを示唆した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 生合成 ,  ペプチド ,  *遺伝子 ,  *系統発生 ,  クラスタ化 ,  シクロペプチド ,  マッシュルーム ,  テングタケ属 ,  トランスクリプトーム ,  *きのこ
準シソーラス用語： *アマニチン類 ,  系統解析 ,  分類学 ,  クローニング ,  遺伝子ファミリー , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： Amanita ,  Galerina ,  Lepiota ,  シクロペプチド毒素 ,  プロリルオリゴペプチダーゼ ,  水平遺伝子導入

分類 (5件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  遺伝学研究法  (EC01020N) ,  物質の代謝  (EH02050Q) ,  進化論一般  (EC03010Q) ,  植物の生化学  (EH01050J)

引用文献 (41件)：

• Peptides of poisonous mushrooms; 1986; CR1; T Wieland; citation_publisher=Springer
• Mycologia.; Amatoxins in wood-rotting Galerina marginata; F Enjalbert, G Cassanas, S Rapior, JP Chaumont; 96; 2004; 720-729; citation_id=CR2
• Toxicon.; Cyclopeptide toxins of lethal amanitas: compositions, distribution and phylogenetic implication; SS Tang, Q Zhou, ZM He, T Luo, P Zhang, Q Cai; 120; 2016; 78-88; citation_id=CR3
• The cyclic peptide toxins of and other poisonous mushrooms; 2018; CR4; JD Walton; citation_publisher=Springer
• Proc Nati Acad Sci USA.; Gene family encoding the major toxins of lethal Amanita mushrooms; HE Hallen, H Luo, JS Scott-Craiq, JD Walton; 104; 2007; 19097-19101; citation_id=CR5

タイトルに関連する用語 (8件)： アマニチン ,  キノコ ,  ファミリー ,  メンバー ,  多様性 ,  プロリルオリゴペプチダーゼ ,  遺伝子 ,  系統発生