抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1975年にアフリカのスナネズミ(Tatera kempi)から分離されたタテラポックスウイルス(TATV)は,バリオラに最も近縁のウイルスである。しかし,元の報告だけがそのウイルス学を調べた。小動物におけるin vivoでのTATVの指向性を評価した。著者らは,TATVがアフリカのdorマウスの種,Graphiurus kelleniに感染しないが,モンゴルのネズミ(Meriones ungiculatus)およびマウスでのセロコンバージョンを誘導することを見出した;しかし,野生型マウスとスナネズミでは,ウイルスは非親感染を生じる。TATVの1×106プラーク形成単位(PFU)による鼻腔内および足パッド接種の後,免疫不全stat1-/-マウスは,疾患の徴候を示したが,死亡しなかった。しかし,SCIDマウスは鼻腔内および足パッド感染に感受性であり,それぞれ35日目および54日目で100%の死亡率が観察された。死亡は病原性の増加に変異するウイルスの結果ではなく,SCIDマウスはTATVをC57BL/6及びC57BL/6stat1-/-動物に伝達できることを示した。しかし,TATV接種野生型またはstat1-/-マウスからの感染は起こらなかった。ectromelia(マウスポックスの病原因子)との比較は,TATVが接種部位およびそれが引き金となる免疫応答において異なる挙動を示すことを示唆する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】