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J-GLOBAL ID:202102271767387049   整理番号:21A0292053

EZH2阻害剤は初代EGFR野生型肺癌細胞におけるゲフィチニブに対する耐性を逆転する【JST・京大機械翻訳】

EZH2 inhibitors reverse resistance to gefitinib in primary EGFR wild-type lung cancer cells
著者 (13件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 1-18  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7305A  ISSN: 1471-2407  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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肺癌は世界的に癌関連死の主要な原因である。非小細胞肺癌(NSCLC)は肺癌の最も一般的なタイプである。伝統的抗癌療法において,上皮成長因子受容体(EGFR)-チロシンキナーゼ阻害剤(TKI)は,EGFR突然変異を有する患者に有益であることが証明されている。しかし,EGFR野生型NSCLC患者は,通常EGFR-TKIに反応しなかった。ゼーステ相同体2(EZH2)のエンハンサーは,PRC2複合体における重要な分子であり,後成的調節で重要な役割を果たし,異型腫瘍で過剰発現する。EZH2阻害剤は,異型腫瘍細胞を抗癌剤に感作することが報告されている。この研究は,ゲフィチニブと組み合わせたEZH2阻害剤,GSK343とDZNepがEGFR野生型NSCLC細胞でEGFR-TKI耐性を反転できるかを検討することを目的にした。癌ゲノムアトラス(TCGA)からの59の傍癌性肺組織を含む,肺扁平上皮癌を有するNSCLC患者502人(肺扁平上皮癌患者502人)のRNA配列決定データを,EZH2発現のために分析した。EZH2発現は,40のNSCLC組織癌サンプルと著者らの研究所(TJMUGH)からRT-PCRによってそれらの対応する傍癌組織において確認した。siRNAまたはEZH2阻害剤で処理したA549およびH1299細胞を,ウェスタンブロット法によるEGFR経路蛋白質発現分析と同様に,細胞生存率およびアポトーシス分析に供した。EZH2は,ヒトNSCLC組織でアップレギュレートされ,TCGAとTJMUGHの両方からのデータに基づくLUAD患者における予後不良と相関した。GSK343とDZNepは,EGFR野生型LUAD細胞(A549とH1299)をゲフィチニブに感作し,EGFRとAKTのリン酸化をダウンレギュレートし,細胞アポトーシスを誘導することにより,in vitroで細胞生存率と増殖を抑制した。ゲフィチニブとEZH2阻害剤(GSK343またはDZNep)の同時投与は,in vitroおよびin vivoでの単一薬剤投与より,腫瘍活性,細胞増殖および細胞移動に対しより強い阻害効果を示した。これらのデータは,EGFR-TKIとEZH2阻害剤の併用がEGFR-野生型のNSCLC患者を治療するための有効な方法であり,化学療法による従来の治療を受けないことを示唆する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  呼吸器の腫よう 
引用文献 (50件):
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