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J-GLOBAL ID:202102272512159712   整理番号:21A1000180

血清ニューロフィラメント光:多発性硬化症における神経損傷のバイオマーカー【JST・京大機械翻訳】

Serum Neurofilament light: A biomarker of neuronal damage in multiple sclerosis
著者 (15件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 857-870  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0008A  ISSN: 0364-5134  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:神経フィラメント軽鎖(NfL)は神経細胞に特異的であり,脳脊髄液(CSF)に放出され,末梢血で低濃度で検出される。神経損傷を引き起こす各種の疾患は,CSF濃度上昇を生じる。多発性硬化症(MS)における超高感度単一分子配列(Simoa)血清NfL(sNfL)アッセイの価値を調べた。方法:sNfLレベルを,健常対照者(HC,n=254)および2つの独立したMSコホートで測定した。(1)対血清とCSF試料(n=142)の断面,および(2)反復血清サンプリング(n=246,中央値追跡=3.1年,四分位範囲[IQR]=2.0~4.0)。同時臨床,イメージングおよび治療パラメーターおよび将来の臨床転帰との関係を評価した。結果:sNfLレベルはHCよりもMSコホートで高かった(p<0.001)。CSF NfLとsNfL(β=0.589,p<0.001)との間に強い関連を見出した。脳または脊髄のどちらか(43.4pg/ml,IQR=25.2~65.3)または脳と脊髄ガドリニウム増強病変(62.5pg/ml,IQR=42.7~71.4)の患者は,それぞれ29.6pg/ml,IQR=20.9~41.8,β=1.461,p=0.005およびβ=1.902,p=0.002より高いsNfLを有した。sNfLは拡張障害状態尺度(EDSS)評価(β=1.105,p<0.001)と再発の存在(β=1.430,p<0.001)と独立して関連していた。sNfLレベルは,疾患修飾処理(β=0.818,p=0.003)下で低かった。80日目,95日目,97.5日目,および99番目のHCベースパーセンタイル以上のsNfLレベルを有する患者は,再発のリスクが高かった(97.5パーセンタイル:発生率比=1.94,95%信頼区間[CI]=1.21~3.10,p=0.006)およびEDSS悪化(97.5パーセンタイル:OR=2.41,95%CI=1.07~5.42,p=0.034)。結論:これらの結果は,組織損傷およびMSにおける治療の効果をモニターするための高感度かつ臨床的に意味のある血液バイオマーカーとしてのsNfLの価値を支持する。ニューロン2017;81:857~870。Copyright 2021 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
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血液検査  ,  神経の臨床医学一般  ,  感染症・寄生虫症の診断 
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