抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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【目的】胃癌における長鎖非コードRNALCMT1アンチセンスRNA2(LCMT1-AS2)のレベルと臨床的意義を調査する。【方法】375例の胃癌組織と32例の正常組織のLCMT1-AS2レベルを,UALCANに基づいて分析した。NCBIにより提供されたGEO2Rプラットフォームを用いて,GEOデータベースGSE54129の111例の胃癌組織および21例の正常組織のLCMT1-AS2レベルを検索した。【方法】2015年1月から2019年12月までの外科的切除を受けた117例の胃癌組織および103例の隣接正常組織のLCMT1-AS2レベルをリアルタイムPCR(qPCR)により検出した。LC-MT1-AS2レベルと胃癌の臨床病理的特徴(性別,年齢,Lauren分類,腫瘍直径,TNMステージ,分化度,リンパ節転移と浸潤深さ)の間の関係を,分析した。Kaplan-Meier法にて生存分析を行い、EngaugeDigitizerソフトを用いて生存曲線上で1、3、5年生存率を抽出した。【結果】TCGAデータベースとGSE54129データセットにおける胃癌組織のLCMT1-AS2レベルは,正常組織のものより高かった(P<0.05)。qPCRの結果,胃癌組織のLCMT1-AS2レベルは3.413±1.463で,隣接組織の1.735±0.735(P<0.05)より高かった。LCMT1-AS2レベルは胃癌の性別、年齢と分化程度とは相関がなく(P>0.05)、Lauren分類、腫瘍直径、TNM分期、リンパ節転移と浸潤の深さと関係がある(P<0.05)。Kaplan-MeierPlotterデータベース分析では,LCMT1-AS2高水準患者の中央値全生存期間(OS)は36.4か月で,低レベルの70.4か月(HR=1.30,95%CI)より短かった。1.041.62,P=0.021)。LCMT1-AS2低水準患者の1,3,5年総生存率はそれぞれ98.4%、76.0%と48.1%であり、LCMT1-AS2高水準患者の92.9%、40.9%と9.8%より高く、中位OSは50.0カ月であった。LCMT1-AS2の34.0か月以上では,有意差があった(P<0.05)。多変量解析は,LCMT1-AS2が胃癌患者の予後不良の危険因子であることを示した(HR=3.451,95%CI:1.259-6.257,P<0.05)。結論:LCMT1-AS2は胃癌組織で高発現し、しかもこの指標レベルの異常上昇は悪性程度と不良予後と関係があり、ある程度胃癌の発生発展に参与し、胃癌の診療の候補ターゲットとして用いることができる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
