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J-GLOBAL ID：202102272944281512   整理番号：21A2240490

ブタ流行性下痢ウイルスと宿主自然免疫応答【JST・京大機械翻訳】

Porcine Epidemic Diarrhea Virus and the Host Innate Immune Response

著者 (4件)： Li Shasha ,  Yang Jinping ,  Zhu Zixiang ,  Zheng Haixue
資料名： Pathogens (Web)  (Pathogens (Web))
巻： 9  号： 5  ページ： 367  発行年： 2020年 
JST資料番号： U7256A  ISSN： 2076-0817  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ブタ腸管病原性コロナウイルス(CoV)であるブタ伝染性下痢ウイルス(PEDV)は,ブタ伝染性下痢(PED)の原因物質である。PEDは子豚において致死的な水性下痢を引き起こし,多くの国で実質的な経済的損失をもたらし,グローバルなブタ産業にとって大きな脅威となっている。インターフェロン(IFNs)は宿主先天性免疫防御に関与する主要なサイトカインであり,ウイルス感染を制御および拮抗する宿主を助ける広範な抗ウイルスエフェクターの発現を誘導する。PEDV感染は頑強なIFN応答を誘導しず,宿主先天性免疫応答を打ち消すためにウイルスにより使用される機構のいくつかが解明されてきた。PEDVは,2つの主な戦略によって宿主先天性免疫応答を回避する。1)先天性免疫経路を破壊するIFNアンタゴニストをコード化し,2)免疫センサーへのウイルスRNAの曝露を避けるため,そのウイルスRNAを隠蔽する。本レビューはPEDVにより採用された免疫回避機構を明らかにし,これはPEDV-宿主相互作用のより良い理解とCoVに対する効果的なワクチンと抗ウイルスの開発に対する洞察を提供する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 相互作用 ,  インターフェロン ,  ウイルス感染 ,  ワクチン ,  病原性 ,  伝染性下痢症 ,  サイトカイン ,  免疫センサ ,  *自然免疫
準シソーラス用語： コロナウイルス ,  ウイルスRNA ,  アンタゴニスト ,  免疫回避 ,  *ブタ流行性下痢ウイルス ,  子豚 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： コロナウイルス ,  ブタ流行性下痢ウイルス ,  先天性免疫 ,  I型IFN ,  免疫回避

分類 (1件)： ウイルスによる動物の伝染病  (FE02024R)

引用文献 (235件)：

• Sun, R.Q.; Cai, R.J.; Chen, Y.Q.; Liang, P.S.; Chen, D.K.; Song, C.X. Outbreak of porcine epidemic diarrhea in suckling piglets, China. Emerg. Infect. Dis. 2012, 18, 161-163.
• Wang, D.; Fang, L.; Xiao, S. Porcine epidemic diarrhea in China. Virus Res. 2016, 226, 7-13.
• Debouck, P.; Pensaert, M. Experimental infection of pigs with a new porcine enteric coronavirus, CV 777. Am. J. Vet. Res. 1980, 41, 219-223.
• Wood, E.N. An apparently new syndrome of porcine epidemic diarrhoea. Vet. Rec. 1977, 100, 243-244.
• Chasey, D.; Cartwright, S.F. Virus-like particles associated with porcine epidemic diarrhoea. Res. Vet. Sci. 1978, 25, 255-256.

タイトルに関連する用語 (3件)： ブタ流行性下痢ウイルス ,  宿主 ,  自然免疫応答