抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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バイオディーゼルにおける研究には多くの関心が寄せられている。それは再生可能であり,従来のディーゼルと同様の特性を有する。また,バイオディーゼルは,一般に,より少ない排出を生じると見られ,従って,魅力的でグリーンな代替エネルギー源である。また,バイオディーゼルは脂肪酸メチルエステル(FAME)と呼ばれる。それらは動物油脂や植物油などの有機製品からの油のエステル交換から得られる。一般的なバイオディーゼル原料はダイズ(USA),菜種(Europe),パームおよびココナッツ(Asia)である。世界におけるココナッツの最大生産者の1つであるフィリピンは,これに相当な興味を持つべきである。フィリピンのバイオディーゼルはココナッツ油から得られ,一般にCoconut Methyl Ester(CME)と呼ばれる。CMEおよび特にフィリピン-CMEに関する研究は少ないが,ディーゼルエンジンの運転に用いるバイオディーゼルの影響の研究に利用できる多くの研究が行われている。本研究は,ベースラインとして純ディーゼルを用いたCME-ディーゼルによる一般的レール直接噴射(CRDI)エンジンの燃料噴射タイミングと継続時間を示すことを目的とする。エンジンの噴射挙動を記述する2セットの注入パラメータがある。静的注入パラメータは,電子制御ユニット(ECU)によって与えられた電子コマンドを参照し,一方,動的注入パラメータは,燃料噴射ノズルにおいて起こる実際の物理的注入に言及する。これらの情報の知識は,バイオディーゼル供給エンジンで観測される性能および/または放出における可能な差異の説明を助けるかもしれない。ECUからのソレノイド信号ワイヤへのタッピングによって,静的注入コマンドを得た。動的注入パラメータは燃料注入ラインの線圧信号から推定した。すべての試験は,フィリピンの車両研究および試験研究所の大学のAVL渦電流エンジンDynamometerで行った。ベースラインデータを100%の純ディーゼルから記録し,次に体積ブレンドB10(10%CMEバイオディーゼルと90%純ディーゼル)とB20(20%CMEバイオディーゼルと80%純ディーゼル)を試験のために混合した。CRDIエンジンを全負荷で運転し,400RPM増分で800から4000まで運転範囲を掃引した。結果は,CME-ディーゼルブレンド供給エンジンの静的噴射パラメータにおいて,純ディーゼルによる運転と比較して,有意差を示さなかった。動的注入パラメータに関しては,2800RPMで開始するより高いエンジン速度において,いくつかの有意差が観察された。観察された変化は,純ディーゼルに比べてCMEバイオディーゼルの物理化学的特性の違いに起因した。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】