文献
J-GLOBAL ID:202102273155292011   整理番号:21A1377036

IL-35とRANKLはRAW264マウス単球細胞における破骨細胞形成を相乗的に誘導する【JST・京大機械翻訳】

IL-35 and RANKL Synergistically Induce Osteoclastogenesis in RAW264 Mouse Monocytic Cells
著者 (12件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 2069  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
インターロイキン(IL)-35は,主に調節性T細胞により産生される免疫抑制性サイトカインである。IL-35は炎症性免疫応答を抑制することにより免疫機能を仲介する。しかし,骨破壊疾患におけるIL-35の役割は,特に破骨細胞形成に関して不明のままである。このため,この研究は,歯周炎と関節リウマチの病原体に関わる破骨細胞形成に与えるIL-35の相乗効果を検討した。核因子(NF)-Bリガンド(RANKL)およびIL-35の受容体活性化因子により誘導されたRAW264(RAW)細胞の破骨細胞分化および破骨細胞形成を,酒石酸耐性酸リン酸塩染色,ヒドロキシアパタイト再吸収アッセイおよび定量的ポリメラーゼ連鎖反応により評価した。RANKL刺激シグナル伝達経路に及ぼすIL-35の影響をウェスタンブロット分析により評価した。RANKLとIL-35によるRAW細胞の共刺激はRANKL単独による刺激と比較して破骨細胞形成を有意に誘導した。細胞外シグナル調節キナーゼ(ERK)およびp38マイトジェン活性化プロテインキナーゼのリン酸化はRANKLまたはIL-35単独と比較してRANKLおよびIL-35により増加する傾向があった。さらに,RANKLとIL-35により誘導された破骨細胞形成はERKの阻害により抑制された。本研究では,IL-35とRANKLが相乗的に破骨細胞形成を誘導した。以前の報告は,IL-35が破骨細胞の分化を抑制することを示した。したがって,IL-35は破骨細胞形成における破壊と防御の二重の役割を果たす可能性がある。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般 
引用文献 (47件):
  • Nakano, S.; Morimoto, S.; Suzuki, S.; Tsushima, H.; Yamanaka, K.; Sekigawa, I.; Takasaki, Y. Immunoregulatory role of IL-35 in T cells of patients with rheumatoid arthritis. Rheumatology (Oxf.) 2015, 54, 1498-1506.
  • Kalaitzoglou, E.; Griffin, T.M.; Humphrey, M.B. Innate Immune Responses and Osteoarthritis. Curr. Rheumatol. Rep. 2017, 19, 45.
  • De Martinis, M.; Sirufo, M.M.; Ginaldi, L. Osteoporosis: Current and emerging therapies targeted to immunological checkpoints. Curr. Med. Chem. 2019, 26, 1-16.
  • Mitani, A.; Niedbala, W.; Fujimura, T.; Mogi, M.; Miyamae, S.; Higuchi, N.; Abe, A.; Hishikawa, T.; Mizutani, M.; Ishihara, Y.; et al. Increased expression of interleukin (IL)-35 and IL-17, but not IL-27, in gingival tissues with chronic periodontitis. J. Periodontol. 2015, 86, 301-308.
  • Mbalaviele, G.; Novack, D.V.; Schett, G.; Teitelbaum, S.L. Inflammatory osteolysis: A conspiracy against bone. J. Clin. Investig. 2017, 127, 2030-2039.
もっと見る

前のページに戻る