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J-GLOBAL ID:202102273791122474   整理番号:21A0832001

簡易ビーム形成において受信ユーザ数を変化させた場合の特性評価

Performance Evaluation of Loose Beamforming for Different Receiver Numbers
著者 (6件):
資料名:
巻: 120  号: 320(IT2020 63-111)  ページ: 75-80 (WEB ONLY)  発行年: 2021年01月14日 
JST資料番号: U2030A  ISSN: 2432-6380  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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マルチユーザ大規模MIMOシステムでは,基地局に100素子規模の送信アンテナ素子を配置するため,プリコーディングに要する演算量が著しく増大する.そこで,全アンテナ素子を使用したプリコーディングを行わず,単に送信に使用するチャネルを選択するだけでウェイトを生成する簡易ビーム形成という手法が検討されている.本稿では簡易ビーム形成の有効性が,異なる送信アンテナ素子数,および受信ユーザ数の場合にどのように変化するかを検討するため,屋内環境において送信アンテナ素子数と受信ユーザ数を種々に変化させて遺伝的アルゴリズムを用いた簡易ビーム形成を行った.すべての素子を用いてMMSEでビーム形成した場合とスループット特性を比較した.その結果,簡易ビーム形成では,ユーザ数が多くなると与干渉を十分に抑圧できなくなることから,MMSEに比較してスループットは劣化してしまうものの,特にユーザ数が少ないときはある程度の効果がみられた.したがって,回路規模や消費電力なども考慮した場合は,簡易ビーム形成が有効な場合があると考えられる.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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移動通信  ,  信号理論 
引用文献 (10件):
  • “2020年以降の5G無線アクセスにおける要求条件と技術コンセプト,“ ドコモ5Gホワイトペーパー, 株式会社 NTT ドコモ, Sep. 2014. https://www.nttdocomo.co.jp/corporate/technology/whitepaper_5g/
  • X. Gao, O. Edfors, F. Tufvesson, and E. G. Larsson, “Massive MIMO in Real Propagation Environments: Do All Antennas Contribute Equally?,” IEEE Trans. Commun., vol. 64, no. 11, pp. 3917-3928, Nov. 2015.
  • 井上航一, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, “マルチユーザ大規模 MIMO システムによるアンテナ選択による簡易ビーム形成に関する検討,” 信学技報, RCS2017-29, pp. 155-159, Apr. 2017.
  • 井上航一, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, “簡易ビーム形成によるマルチユーザ大規模 MIMO システムの潜在能力評価,” 信学技報, RCS2017-225 pp. 117-122, Nov. 2017.
  • 井上航一, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, “マルチユーザ大規模 MIMO システムにおける簡易ビーム形成のための最適なアンテナ選択方法に関する検討,” 信学技報, RCS2017-322 pp. 31-36, Feb. 2018.
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