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J-GLOBAL ID：202102274017405426   整理番号：21A1181781

エージェントベースモデルによる避難行動シミュレータの構築と避難所集約への活用

Agent-Based Evacuation Behavior Modeling and Simulation for Integrating Refuges

著者 (5件)： 渡邉康平 (芝浦工大) ,  佐藤陽 (芝浦工大) ,  小田中悠 (芝浦工大) ,  中井豊 (芝浦工大) ,  市川学 (芝浦工大)
資料名： 計測自動制御学会システム・情報部門学術講演会講演論文集(CD-ROM)
巻： 2020  ページ： ROMBUNNO.GS6-2-2  発行年： 2020年 
JST資料番号： F0428D  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 熊本地震では,想定を上回る11万人もの住民が避難を余儀なくされた.被災者の避難行動は,駐車場等での車中泊や近隣施設への避難など多岐にわたり,指定外避難所へ避難する住民が大勢発生した.避難所の分散は,自治体の避難者把握を困難なものとし,指定外避難所へ支援が行き届かないという問題をもたらした.そこで,本研究では避難所の集約化を目的とし,エージェントベースで避難行動を明らかにすることで,避難所が分散するメカニズムを解明するとともに,指定避難所への集約方法を検討する.本稿では,避難行動に影響を与える要因の調査,整理により避難行動をモデル化し,被災者の避難行動メカニズムを明らかにした.(著者抄録)

シソーラス用語： *エージェントモデル ,  人間行動 ,  シミュレータ ,  *避難 ,  大地震 ,  防護施設 ,  シミュレーションモデル ,  モデリング ,  震災 ,  人間
準シソーラス用語： エージェントベースモデル ,  避難行動 ,  避難シミュレータ ,  熊本地震 ,  避難所 ,  被災者

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (8件)：

• 熊本市政策局危機管理防災総室:熊本地震の検証及び熊本市地域防災計画等の改定について,(2017)
• 熊本市政策局復興総室:平成28年熊本地震 熊本市震災記録誌 ~復旧・復興に向けて~ 発災からの1年間の記録,第2部「熊本市の概況・被災状況」,(2018)
• 熊本県知事公室危機管理防災課:熊本地震の概ね3か月間の対応に関する検証報告書(概要版),(2017)
• 畑山:エージェントシミュレーションを用いた災害時の避難に関する研究文献レビュー.研究報告.情報処理学会.vol. 2018-IS-143, no. 8,(2018)
• 村木,狩野:地域性を考慮した広域災害避難シミュレーションのためのマルチエージェントモデル.人工知能学会論文誌.vol.22,no. 4,p. 416-424,(2007)

タイトルに関連する用語 (7件)： エージェントベースモデル ,  避難行動 ,  シミュレータ ,  構築 ,  避難所 ,  集約 ,  活用