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J-GLOBAL ID：202102274281383577   整理番号：21A0031678

イオン液体およびイオン液体溶液中のイオン解離【JST・京大機械翻訳】

Ion Dissociation in Ionic Liquids and Ionic Liquid Solutions

著者 (2件)： Nordness Oscar (McKetta Department of Chemical Engineering, University of Texas at Austin, Texas, United States) ,  Brennecke Joan F. (McKetta Department of Chemical Engineering, University of Texas at Austin, Texas, United States)
資料名： Chemical Reviews  (Chemical Reviews)
巻： 120  号： 23  ページ： 12873-12902  発行年： 2020年 
JST資料番号： B0256A  ISSN： 0009-2665  CODEN： CHREAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： イオン液体(ILs)およびイオン液体溶液中のカチオンおよびアニオンが解離する程度は,イオン解離が粘度,密度,表面張力,揮発性,溶解性,化学反応性,および多くの他の重要な化学的および物理的性質に影響を与えることが示されているので,基本的な科学的興味および実用的重要性の両方である。溶媒と混合したとき,イオン液体は,溶媒中の無限希釈から,周囲条件でさえ,完全に無溶媒状態へのイオン解離を研究するユニークな機会を提供する。ILとIL溶液中のイオン解離を推定する最も一般的な方法は,電気化学インピーダンス分光法(EIS)(荷電,即ち,解離したイオンのみの運動を測定する),パルス場勾配核磁気共鳴分光法(PFG-NMR)で測定したイオン拡散から計算したモル伝導率とのモル伝導率を比べて,イオン伝導測定から求めたモル伝導率を比較することであり,これはイオンの全イオンの移動を与える。NMR測定は時間がかかるので,この方法によって研究されたILsとIL溶液の数は比較的限られている。有効イオンStokes半径の推定によるStokes-Einstein方程式の使用は,イオン解離を,容易に測定した密度,粘度,およびイオン伝導率データ(ρ,η,λ)から計算でき,これは,多くの純粋なILsおよびIL溶液に対して文献で容易に利用できることを示した。したがって,本レビューにおいて,従来のモル伝導率/PFG-NMR法及びρ,η,λ法の両方によって決定されたILs及びIL溶液(水及び非水)に対するイオン解離の値を示した。カチオンとアニオンのアルキル鎖長,構造,及びカチオンとアニオンの相互作用モチーフ,温度,及びIL溶液中の溶媒の強度の影響を調べた。Copyright 2021 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： NMR【磁気共鳴】 ,  *イオン ,  イオン伝導 ,  界面張力 ,  相互作用 ,  電荷 ,  粘度 ,  物理的性質 ,  アニオン ,  カチオン ,  アルキル基 ,  パルス ,  無限希釈 ,  *イオン液体
準シソーラス用語： 伝導率 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 融解塩  (CB05050R)

タイトルに関連する用語 (4件)： イオン液体 ,  溶液 ,  イオン ,  解離